八 角 形 に ゅ ー す

2001年2月3日

聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会

目次

藤沢を去るにあたって思うこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ティム神父

教会委員会報告

受洗して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湘南台 小林

イヴの洗礼式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂2区 堺

祝・成人!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢2区 平井

成人式をむかえて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢3区 風間

壮年部新年会に参加して・・・・・・・・・・ヴィエトナム人共同体の代表 キム

避難訓練・・・・・・・・・・・・・・・・・・防災委員 鵠沼1区 八子

鵠沼地区新年会・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼2区 石川

2001年度バザー報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・バザーコミッティー・スタッフ一同

2月の主な行事

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藤沢を去るにあたって思うこと
ティム神父

 2年前藤沢に赴任してから、私はよく境川に沿って江の島までの散歩をしました。そこは人も車もほとんど通らない静かな道です。風に吹かれながら、川の中で魚がジャンプするのを見たりして楽しく歩けます。

 昨夏、コロンバン会の総長が藤沢を訪れた時、私は彼もこの江の島への散歩を楽しむだろうと思い、日曜日の9時半のミサ後、一緒に出かけました。約10分ほど歩いた所で、彼は私の方を振り向いていきなり、「来年あなたにアメリカへ行って神学生養成の仕事を手伝って欲しい」と、言われました。私は一瞬言葉もなく、「夢を見ているのかな」と、思いました。しかし、歩き続け話し続けている内に、自分はまもなく人生で大きな変化に直面することになるだろうということに気付きました。

 私が藤沢教会に来てから、丁度2年になります。この短い期間に、私は非常にたくさんの方々が日曜日だけでなく、平日も、時間といろいろなタレントを提供して奉仕している姿に感銘を受けました。そして、そのような方々は、お互いに心からの協力と尊敬がある共同体を築くことに貢献していると同時に、ご自分達もますます心豊かな人間に成長されたと思っています。しかし、自分は奉仕できることが何もないと感じたり、奉仕の仕方がわからないと思っている方が沢山おられることにも気付きました。私は、このような方々は、日曜日の「お知らせ」に載せられているいろいろな会合に進んで参加し、だんだんと新しいことを学び、新しい友を作り、お互いに助け合って心の豊かな人になるよう願っています。少数の方々のタレントが共同体から欠けていることは、1000個のジグソーパズルで出来るはずの美しい絵から何枚かが欠け落ちたようなものです。もし、一人ひとりの方が、少しでも定期的に時間とその方の持つ能力を提供して下さったら、どんなに素晴らしいキリスト教共同体になるでしょう。

 この2年の間に、私は、男性女性が共に話し合い、物事を決め、働くという好ましい光景をより多く見るようになりました。男女共、共同体のために、異なった面で、しかし、同じように大事な奉仕をしています。より大きな協力を考慮に入れると、教会における男女のグループの共働という変化は良いことですが、話の聞き方、関わり方、働き方等を変える必要性が出てくるかもしれません。その中で、心の中で無意識の内に持っていた偏見や、真の尊敬の気持ちや協力を妨げる障害物に気付くなら、それは大きな恵みです。

 近年、広範囲の教会で、司祭の高齢化、神学生不足が大きな問題になっています。この傾向に危惧を抱く一方でもっと心配されることは、多くの教会で子供達や若者が少ないことです。幸いにして、藤沢教会では、活発な日曜学校があります。しかし、若者達は教会や社会で、自分達の場所を求めていますから共同体の方々は彼らを励まし、支えていく必要があります。健全でバランスのとれた共同体を作っていくためには、若者達と大人達の交流は大切な要素です。

 真のキリスト教共同体の精神は、キャンプファイアを囲む時の精神と似ています。キャンプファイアの場合、何人かの人達が火をおこしたり、火の番をしますが、明るい光と炎の温かさは他の所にいる見知らぬ人たちでさえも引きつけ、一緒に火の周りに集まり、食べたり、おしゃべりをしたり、飲んだり、歌ったりします。藤沢教会の歴史について聞いた話によると、また、私自身もこの2年間に体験したことですが、これまで多くの見知らぬ人々が、開けた明るい共同体に惹かれて、この教会を訪れてきました。これからもこの共同体が、たとえどんな人であっても、始めて訪ねてきた人々を温かく歓迎して下さることを願っています。

 これからの数年間、シカゴにあるコロンバン会の神学校で、いろいろな国(韓国、フィジィ、フィリッピン、南米など)から来ている神学生と関ることになるでしょう。そこでは私だけがアイルランド人です。言葉、文化、国民性の違いのために、大きな問題の一つが、共同体を作るためのコミュニケーションと協力です。共同体を築く上で、さまざまな問題や欲求不満を避けるために、お互いに好きなように振舞う自由を与えることは簡単なように思われますが、その結果は皆お互いに見知らぬ同志のままであるということになるでしょう。そのようなやり方は、一人ひとりにその人だけを温める小さな「ホカロン」を与えるようなものです。私達キリスト者としての使命は、それが藤沢でもシカゴでも、小さな「ホカロン」を与えることではなく、お互いに分かち合える、喜びのある、そして見知らぬ人たちが歓迎される「キャンプファイア」の火の番をすることです。



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教会委員会報告

T.運営委員会報告(1月17日(木))

運営委員会では次の項目について検討したが、地区委員会と重複するので内容は省略します。

U.地区委員会報告(1月19日(土))

 本日の委員会には典礼部長、宣教部長、福祉部長、総務部長、教育部長、次期副委員長内定者(1名欠席)、次期地区委員内定者もオブザーブ参加をした。

1.静思のひととき

心身をリラックスさせるエクササイズの後、詩編(40・2、4a、b、6、10)について、しばし黙想した。

2.ブロック委員(5名)と活動部長の次期委員選出について

次期壮年部長は辻堂1区・浮田久之氏です。財務部長は引き続き前山氏です。また、次期ブロック委員は次の通りです。

鵠沼ブロック 鵠沼3区・清水千明氏

藤沢ブロック 藤沢3区・小沢一美氏

辻堂ブロック 辻堂2区・佐々木美奈子氏

北1ブロック 大庭・荒井康昌氏

北2ブロック 長後・長野映子氏

 活動部では次期広報部長が三神喜信氏(次期副委員長)に交代します。

 また、活動部長も可能な限り交代出来る仕組みを作る必要があるとの意見が出され今後の検討課題とした。

3.信徒総会予定変更

前回の教会委員会で、4月7日に予定していた信徒総会を4月21日に変更いたしましたが、21日も都合が悪くなり、4月14日(日)に再度変更することを提案し、了承された。これに伴い、4月の地区委員会は4月13日(土)に開催することにした。

4.来期の活動計画集計

  事務局長より各ブロック及び活動部の来期の計画と予算が紹介された。総務部と典礼部は未提出であった。

  財務から12月の教会会計の速報値が報告された。2001年の教会会計の収支報告は整理して2月の地区委員会に報告する。

5.バザー寄付金の取り扱い

  12月27日付で、教会に寄付されたバザー収益金(約350万円)の中から300万円を「カンボジア福祉基金藤沢」としてカトリック信徒宣教者会に寄付した。残りの50万円については、福祉部で使いたいという申し出があったが、今年度はセンターホールの空調設備改修費650万円を修繕特別会計から支出しているので、修繕特別会計に入れることにした。

6.シャワールーム設置検討グループの具体的推進状況

  設置検討グループからの報告の前に、設置反対の立場から扇委員(北2)より「ホームレス用シャワー問題について」と題して5項目にわたる意見が述べられた。主旨は、もっと時間を掛けて各地区、各部で話し合って集約すべきであるということと、地域に開かれた教会としては近隣住民に説明し、その意見を聞くべきであるということである。

  上記意見について検討した結果、約半年間設置賛成と反対の人が参加した検討チームによる検討、2回のフォーラム形式による全体集会とアンケート調査などを実施して、議論は可成り煮詰まり、その結果をもとに委員会としての判断を下したものであり、現在は反対意見も最大限考慮しながら資金計画・運営管理など設置に向けての具体的な議論を進めているところであり、そこは理解を御願いしたい旨説明が行われた。また、近隣住民への説明に関しては、藤沢教会の敷地と近隣との距離の関係、現在火曜日に行っているホームレスへの炊き出しについての近隣からの反応など総合的に判断しても、特にこの件だけを近隣に説明する必要性は認められないこと、また、近隣の件に限らず、本件で新たな問題が発生したならばその時点で個々に対応することで決議された。

  検討グループから「シャワールーム検討報告」の説明があった。要旨は以下のようである。設備及び設置場所は既成のシャワーユニットにオプションで換気扇とコンセントを付設したものを司祭館の裏手に設置する(見積価格81万円)。運営及び管理は福祉部にシャワールーム管理委員会をおき、シャワールーム運営・管理要項(省略)に基づいて行う。資金計画は、設備は教会財産とするが、設置費用に関しては全額を目標に広く寄付を募ることとする。ただし、工事開始を早めるために取り敢えず福祉基金より立て替え支出する。尚、募金額が必要額を下回った場合は福祉基金より補填する。

  上記報告について検討した結果、提出されたシャワールーム運営・管理要項(案)の字句を一部修正し、ランニングコストの概算値を記載すること等を確認して承認された。なお、募金については1月27日のミサの時に皆さんに説明する。

7.プロジェクトの進捗状況

   若手を中心にした「将来の建築計画を考えるプロジェクト」は2月の地区委員会で中間報告をしたいということである。

8.次年度ガーデンパーティとバザーの取扱いの方向付け

  バザーについては昨年のアンケートで95%の人が開催に賛成されたので、来年度も開催することにする。慣例に従い、企画・推進は藤沢ブロックにお願いする。

  ガーデンパーティについては、10月の地区委員会でも話が出たように来年度は当教会が片瀬教会と共に第五地区宣教委員会の幹事教会であり、平和旬間、国際交流と結び付けて考えたらどうかという話がある。それとは別に宿題になっていた従来型のガーデンパーティについて各ブロック及び壮年部の意見を聞いた。

   鵠沼:毎年のガーデンパーティは1年くらい休んだら良いのではないか

   藤沢:有志でやったら良いのではないか

   辻堂:あまり関心がなかった

   北1:個人の意見ですが昨年初めて参加して楽しかったので、定着させてやったら良い

   北2:意見なし

   壮年部:目的をもって、また責任体制をきちんと作ってやったら良い

 また、個別にやる場合でも片瀬教会と合同でやったらどうかという話もある。以上の話をふまえて、前向きに継続して検討していくことにした。

9.活動部から

  2月11日に当教会で教区の典礼研修会があり、最後のミサに当教会から侍者を出してもらいたいという話しがある。また、当日のお昼の準備に10日と11日にお手伝いを募集します。
   堅信式がある4月7日は司教様の教会訪問でもあるので、ミサを国際ミサにしたらどうか。また、堅信該当者は608名いるので、周りに該当者がいたら誘ってください。

 

   5月に福祉ミニバザーを計画しています。
   身体不自由者や老人送迎のガイダンスが出来ました。

10.その他



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受洗して
湘南台 小林

 昨年の12月24日、やっと・・という感じで、念願の洗礼式を迎えることができました。私の通う聖園女学院のシスター橋本によるご指導のお蔭で、受洗することができました。本当に、ありがとうございました。

 私は、幼少の頃から、信者の祖父と母と一緒に教会に通い、そして、幼稚園・中学・高校は、常に神様が身近に感じられる環境で過ごしました。いつの間にか、神様が私の支えとなっていました。小さい頃から、“祖父のような人になりたい”と思っていた私は、洗礼を受けられる日をずっと待ち望んでいました。受洗をすると決意したのは、大好きだった祖父の死からです。神様が一緒におられるから大丈夫だと言っても、ショックは大きく、祖父の死を長い間引きずっていました。そのうち、なぜ、選ばれたのが祖父なのかと疑問を持ちました。でも、祖父だから選ばれたのだと分かりました。この時から、私の中に一つの光が生まれました。それは、祖父のような温かい人になりたいと思い続けている私に与えられた、洗礼という道でした。

 洗礼名も、常に祖父から聞かされていた“モニカ”にしたいと思っていたので、とても光栄です。家族やシスター方や神父様方のお蔭で、私は信者となれました。

 正直言うと、神様の全てが理解できた訳ではありません。これから、学ばなければいけないことは沢山あると思いますが、どうぞ、私の成長していく姿を見守ってくださいますよう、よろしくお願いします。

 最後に、色々とご指導してくださいましたシスター橋本をはじめ、聖心の布教姉妹会のシスター方、代母を引き受けてくださった大島桃先生、私を支えてくれた家族、本当にありがとうございました。そして、天国にいるおじいちゃん、私をいつも見守っていてくださいね。

 キリストの愛が 私たちの心の

  隅々にまで 行き渡りますように



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イヴの洗礼式
辻堂2区 堺

 私がまだ小学生だった頃、東京の麻布に住んでおり、子供の足で歩くと20分位はかかる所にある、古く小さな洋館造りの教会に何回か行ったことがありました。ある日そこで夢のような1日を過しました。それはクリスマスイヴの日で室内は綺麗に飾られ、眩しい程光輝く大きなツリーがあり、イエスさま誕生の劇を観たり合唱したり、暗い世相の日本では考えられないような幸福感を味わった夜でした。やがて戦争となり、戦争の辛い苦しい時代が長く続き、教会のことはすっかり忘れておりました。

 藤沢に住んで40年になりますが何時も教会の前は忙しく素通りしておりましたが、3年程前から体調を崩し、病気が幾つも重なり、うつうつとした日々の中でふと、教会に行って見ようと思ったのです。そして娘の力を借りて一緒に講座に通い、改めて人間の愚かさ弱さを感じさせられました。

 健康に自信がなかったので、今年は洗礼志願式だけを受けて、元気になった時洗礼式をと、思っておりましたが「体調が良かったら続けて洗礼式も受けられたら」と、代母をして下さった方に言われ、出来ることなら洗礼式まで頑張って見ようと思うようになりました。それに私の中にはもう一つの想いがあったのです。記憶の底に眠っていたあの遠い昔、教会で味わった楽しかったクリスマスイヴのあの日・・。あれから60年の歳月を経て同じイヴの日に洗礼をうけられたら、それは私にとって正に奇蹟に思えたのです。

 洗礼式の夜はとても暖かで、神父様のお祈りの言葉も流れる歌声も心地よく、緊張も次第に解かれて、最愛の娘と並んで受洗でき、喜びと感動が込み上げて、体が熱くなるのを覚えました。家族全員に見守られながら、私達は無事に洗礼を受けることができました。

 祝福して下さった神父様、教会でいろいろお世話になった皆様、本当に有難うございました。



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祝・成人!!
藤沢2区 平井

 大勢の人の中で、神さまの祝福を受けながら成人式をむかえられたことに感謝しています。着物もなかなか着る機会がないので楽しかったです。

 四月からは、私も社会人としてみなさんの仲間入りをします。社会人といっても、まだ選挙に行った事もないし、今は不安ばかりですが、これからの日本をつくる者の一人として責任をもって行動し、自分の身につけた知識と技術でこれからの社会に貢献していきたいと思います。

成人式をむかえて
藤沢3区 風間

 私達は、今年成人式を迎えました。この世界に、生まれて20年間たくさんの人々に、助けられ、支えられ、お恵みを受けて大きくなりました。今までお世話になった、たくさんの人達にこの場をかりて感謝します。

 大人になった実感は、あまり湧いてこないし、大人がどういうものかもイマイチわかりませんが、今まで支えてくれた人達のように、私達も人の助けや、支えになれればいいと思っています。これからは、社会での責任も増えそうです。私達がどんな時でも適切な判断ができるようお導き下さい。

 そしてお世話になった人達に、祝福がありますように。



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壮年部新年会に参加して
ヴィエトナム人共同体の代表 キム

(去る1月12日(土)午後5時より、恒例の壮年部新年会がセンターホールで開催され、テハン神父をはじめ4名の神父様と、52名の壮年の方々が集いました。お顔は見ていても初めてお話をする方も多く、楽しくまた、新たな発見をするひとときでした。今回は、ヴィエトナム人共同体からもキムさんと、ユンさんのお二人が参加していただきましたので、自己紹介も含めて代表のキムさんにコメントを頂きました。)

私はNGYEN TRAN KIM(グェン トラン キム)と申します。藤沢カトリックのヴィエトナム人共同体の代表に選ばれて、一年が経ちました。その間にヴィエトナム人の皆や藤沢教会の神父とシスター及び教会のいろいろな方の教えや励まし、神様の恵みと力を頂いて、神のために犠牲、皆のために分かち合い、仕事が出来たことを感謝致します。

今、藤沢教会には300名ほどのヴィエトナム人がいます。毎月第1日曜日にはヴィエトナム語のミサがありますが、それ以外の日曜日には皆で日本語のミサに出ています。ガーデンパーティやバザーでは壮年部の人たちと一緒に教会の仕事を手伝っています。

今年の壮年部新年会には全部で52人の方が入りました。その中に3人のヴィエトナム人がいます。彼らは教会の中のいろいろな仕事を助け、手伝うことです。私はこれがとても素晴らしい事だと思います。神のため、皆のため、何かを犠牲に仕事をすれば、神様もそれ以上にたくさんの恵みと信仰を私たちの上に注がれることでしょう。

神様の恵みをいただき、藤沢教会とヴィエトナム人共同体の間にこれ以上ない団結力と信仰心を神の国のため、皆にしめすことが出来るように日々努力したいと思います。



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避難訓練
防災委員 鵠沼1区 八子

 1月13日(日)の9時30分のミサ後、例年通り避難訓練が行われました。皆様のご協力に感謝致します。また、南消防署と市役所の協力により「煙り体験」と「地震体験」を行う事ができました。災害の恐ろしさを学ぶことができました。

 避難訓練は今年で4回目になります。災害は忘れた頃にやってきます。忘れないためにもこれからも年1回の訓練は行なっていこうと考えています。

 突然の災害に備えて皆様はご家庭で準備されていると思います。教会でも同じように準備しなければなりません。大きな災害に襲われた時、教会の役割は大きいのです。被害に遭った信徒のみならず、地域住民のために活動することは私達藤沢教会の大きな任務です。平成7年におきた阪神淡路大震災でも教会はボランティアの拠点として大切な役割を果たしました。私達も少しずつですが、ボーイスカウト、福祉部と協力して機会あるごとに「災害ボランティアコーディネーター養成講座」「応急手当のABC」「救命講習講座」等、いざという時に備えて準備をしています。備えあれば憂いなしです。

 また私達は、皆様のお住まいの「簡易耐震診断」を藤沢市の協力のもとに行っています。関心のある方は、どうぞご連絡ください。



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鵠沼地区新年会
鵠沼2区 石川

 1月30日(日)午後3時から、鵠沼地区の新年会が行われた。テハン神父様はじめ、マーフィ神父様、ハンラティ神父様、ティム神父様、そしてシスター浜崎と、日頃私どもを何かとご指導くださる方々全員の参加、そして我々40余名の大集会。会場のセンターホールには、「所狭し」とばかりの集まりようだ。

 鵠沼といえば、高齢者の多いところという印象があるが、教会での鵠沼の方々は必ずしも高齢者ばかりではなく、奉仕精神旺盛の壮年層の多いことに気づいた。男性の方々の会場作り、そして卓上に据えられた3鉢の白梅、紅梅は、平野大先輩が日頃から手塩にかけてはぐくまれた盆栽である。着席され

た方々はどなたも、いち早く盆栽に目を止めて賞(め)で、陽春の日の間近かの慶びに浸った。また女性の方々からまめまめしいご奉仕をいただき、楽しく美味しい食事をさせていただいた。男性群作のチ

ャンコ鍋は、お汁のお味のすばらしい出来栄えだった。隣席の方々が話されたことを小耳にはさんだが、作り方は、チャンコ鍋本来の方法を採られたとか。戦後50数年の中に、「男子厨房に入るべからず」の掟も無くなり、奉仕精神で支えてくださることをはだで感じた。

 小藤ブロック長の司会により会は進められ、参加者からの発言をいただいた。なお、次期教会委員長は鵠沼1区の片桐福子様に決定とのお知らせがあった。片桐様とは以前から親しくさせていただいているが、何事につけても本気で、几帳面に処理されようとなさる方なので、「人物を得たり」と心強く思い、ご活躍をご期待申し上げるのみである。和気あいあいの和やかな中に時間も経ち、会も終了の運びとなった。また来年も皆幸せに、本日のような会が開催できることを祈りながら会を閉じた。



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2001年度バザー報告
バザーコミッティー・スタッフ一同

主の平安

 本年度バザーは皆様のご協力により、和やかに盛大に開催することができました。

 大雨の中で大きな売上を作って頂いたこと、本年度よりその方法を変更したバザー賛助金(善意の御寄付)を大勢の方からお寄せ頂きましたことで、収益金は350万円となりました。(売上収益金197万円、賛助金153万円)

 スタッフ一同、心より感謝を申し上げます。

1、基金の設立

 本年度バザーは、その目標を『カンボジア福祉基金藤沢』の設立に寄与することで開催致しました。この基金は、カンボジア国バタンバン州のトンレサップ湖周辺地域でカトリック信徒宣教者会(JLMM)が主催する「信徒派遣事業」を支援する目的で設立されました。この「信徒派遣事業」は、バザー開催前後にパネル展示で御説明を致しました「内戦の傷痕に苦しみながら復興に励む」バタンバン教区の皆さんに、現在は数名(二年間の任期)で衛生教育を中心に草の根的活動が行われております。私共と致しましては、この素晴らしい善意の灯火を更に強い物にして行くために、このアジアの友に「藤沢カトリック教会信徒一同」からの基金を通し末永くお力になれることを期待して支援の活動を続けたいと思います。

 なお、当教会ご出身のJLMM山口道孝神父のご好意で、基金の名称内に拠出元の「藤沢」を入れて頂きましたことをご報告致します。

 藤沢教会としては基金に寄贈することは初めてのケースで、教会委員会から「基金の管理責任を明確にする」、「領収書名義は法人格が必要」等の御意見が11、12月の委員会で出され、相手があることなのでバザーコミッティーの一存では決められず、大切な皆様からの寄付金をお贈りする迄「手続き」の件で不本意ながら3ヵ月掛かりました。「一括寄付」でなく基金の設立資金とさせて頂きました理由は、継続的な運動となることを目指したからです。藤沢カトリック教会信徒の皆様には、今後も当基金に御支援を賜り度お願い致します。

2、基金への寄贈額

 バザーコミッティーとしては、バザー収益金の全額を藤沢カトリック教会へ寄付させて頂き、その上で「藤沢カトリック教会信徒一同」より『カンボジア福祉基金藤沢』に寄贈して頂くことを希望しました。その希望金額は、目標に対する支援方法を1回限りの「寄付」形式でなく以後も積み増しができる「基金」という形式を取らせて頂くことから、バザーの収益金全額でなく300万円(全体の85%)の寄贈で御願いしました(平成14年1月9日にJLMM山口神父様を通して基金に寄贈致しました)。

 今後も皆様方よりの温かい御支援をお願い致します。

 バザーコミッティーとして本年度バザーを企画実施致しましたことで、支援目標の「カンボジア国バタンバン教区」の皆様との出会い、この地で活動される信徒宣教者会の皆様との触れ合いができましたことを心より神に感謝致します。




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2月の主な行事

1(金)初金ミサ、初金の集い

3(日)藤沢ブロックコンサート

10(日)入門式

11(月)教区典礼研修会

    鵠沼ブロック黙想会

13(水)灰の水曜日 ミサ9:30 夜7:00

17(日)四旬節第一主日 入信志願式

24(日)静修の日・共同回心式



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