八 角 形 に ゅ ー す
2002年8月4日
聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会
目次
神のみ言葉である聖書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マーフィ神父
バザー委員会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バザー委員長 安田
新しく発足した「PACEM」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・善行 岡村
送迎ボランティア制度の紹介(その2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福祉部 小野
婦人同志会清里行き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼2区 石川
2001年SVP藤沢協議会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・S.V.P.藤沢協議会 高橋
教会学校ディキャンプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日曜学校リーダー 清水
神のみ言葉である聖書
チリロ・マーフィ神父
1年半前に藤沢教会に赴任してきた時、信者さんの多くが聖書のグループに積極的に参加していることを知って嬉しく思いました。「聖書百週間」というグループ等があり、毎週集まって、分かち合い、共に祈っていました。また、家庭などで集まって、聖書を読み、勉強する集いもありました。
数ヵ月後、湘南台センターで聖書の集いをしないかと言われました。私は喜んで引き受け、去年の6月から、約20人の新しいグループを始めました。このグループは聖書を読み、その教えを学び、分かち合い、祈ることにより、信仰と祈りの生活を深めていく事を目的としています。この集いの大きなテーマは、聖書に見られる救いの歴史です。天地創造から始めて、アブラハム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセの喜びや悲しみ、成功や失敗を通して彼らが歩んできた信仰の道をたどってみました。今は、旧約聖書における神様の最も偉大な愛と憐れみの業、つまり、エジプトで奴隷の身にあった人々をイスラエルに脱出させられた時の出エジプト記、そして彼らをご自分の民とするために交わした契約の部分を読み、分かち合いをしたところです。
ところで、今回私が聖書について書こうと思ったのは、最近聖務日課の中で聖エフラムのみ言葉についての素晴らしい一節を読んだ時、これは聖書を読み学ぶ人々にとって助けになるだろうと思ったからです。彼は次のように書いています。
「主よ、誰があなたのみ言葉のうちの一つでもその限りない豊かさを理解できるでしょうか。私たちが理解していることは私たちが理解していないものに比べればほんの僅かなものです。主よ、あなたのみ言葉にはあふれるほど豊かな意味が隠されています。み言葉を学ぶ人が自分の愛するものに気付くためです。」
また、次の言葉はとても大切なことに気付かせてくれます。
「聖書の豊かさのうち一部を理解したからと言って、全てを理解したと思ってはなりません。多くのうちの一つを見出したに過ぎないのです。また、聖書を余すところなく理解できないからと言って悲しんではいけません。むしろ、喜ぶべきです。渇く人は水を飲むときに喜び、泉の水を全て飲み尽くせないからと言って嘆くことはないのです。その人は幸いです。渇けばまた泉に行けばよいことを知っています。時には自分の弱さゆえに受け入れられない事も、忍耐していれば他の機会に受け入れる事ができるのです。」
では、聖エフラムの最後の一節を書いておきます。彼の言う意味がわかるでしょうか?
「(聖書から)頂いたものは自分の一部です。今理解できないことは、後で受け継ぐ事ができる遺産です。」
今年は各教会の教会学校生徒の協力によりポスターを手作りにした。おかげで費用がかからずよい作品ができた。その他の作業も教会毎に分担し、順調に準備が進んでいる。
当教会担当の「交わりの時」は5〜7時の2時間ほどで、以下のように行う予定。
イベントは「小教区を越えた交わり」がテーマなので控えめにし、手話の歌指導、フィリピンのバンブーダンス、子供達用にヨーヨー釣りなど。
メニューはカレー200円・ベトナムの春巻き3本200円・アイスクリーム(コーン付)100円他に漬物風サラダ、磯辺焼など
飲み物は缶ビール200円・ワイン1杯200円・缶ジュース100円他にお茶を準備
食券は1枚100円を5枚つづりで当日販売。ただし、当教会以外では食券を予め販売し、当日使用分を後日清算する。
参加人員は藤沢教会200人、その他の教会100〜150人合計300〜350人分を想定する。
準備は当日朝9:45集合、10時作業開始。各ブロックの方は手伝いの動員をかけていただきたい。
お手伝いの方にはランチを準備、ただし、心付けの箱を回す。ビールが欲しい方は各自で調達願いたい。
皆さんが作成した絵画・書道・写真・手芸などの作品の展示コーナーを設け、場合によっては即売も検討する。(後記参照)
衣類の持込みは原則として一人8点、地区・名前を添付していただく。持込の時間帯も予め案内する予定。
前月号に紹介のとおり、多目的ルームとしての活用を前提として、検討した。
使用可能面積は4.26坪(約8畳)。建物は一部補修すれば構造上の問題はない。
水道・照明・エアコンなど快適な居住空間に必要な基本設備を整える。
工事は壮年部・総務部有志による作業に加え、公道に面していることでもあるので外装などは業者依頼を併用する。
現在の売店用在庫は廉売等により圧縮する予定だが、残ったものを新館・別荘等に分散保管する場所を確保する。
教会委員会の方針が出次第、工事着工と並行して具体的な使用方法・管理方法の検討、使用希望団体の募集を開始したい。
9月教会委員会で結論が出せるよう、各ブロック委員は報告書に基づきブロック集会での意見を集約していただきたい。
川辺事務局長より6月29日に集まりをもとに、2月委員会での中間報告以降の動きについて報告があった。(「八角形にゅーす」第125号参照)
日曜学校の保護者・リーダーは若い世代なのでこれからの教会を担う人材として係わりをもっていきたい。子供達も広い視野をもった信徒として育てていくために他の教会との交流、あるいは信者でない子供達との交わりを多くしていきたい。今年の夏は片瀬教会の土曜学校を含めてキャンプを行うこととした。
ボーイスカウト・中高生対象のキリスト教講座(5月開講)に他の教会・信者でない人など15名が参加している。最近当教会の第16団は団員が増えたが、それに伴い洗礼を受けていないリーダーも増えているので、カトリックボーイスカウトのリーダーとして養成するため特別講座を検討している。
召命の集い・結婚講座を含めて次世帯の若い人達の養成にも係わっていきたい。
青年会の分ちあい・プロジェクトの中にも一緒に入っていきたい。
壮年部・各ブロックの歓迎会でも若い人達に意欲が感じられたので、声をかけていきたい。
今後さらに活動・分ち合いの場・養成コースなどを通して40歳台以下の人達に幅広く呼びかけ、多面的に係わりをもちながら輪を広げていきたい。
6月で年間の半期が経過したので財務状況を報告する。
収入3,000万円、支出3,000万円で収支は均衡、絶対額も年間のほぼ半分。昨年との違いはシャワールームを特別献金約100万円が計上されていること。下期は元売店の修理程度で他の大規模修繕の支出の予定はないので、例年並のことはできるであろうと予想している。
このあと、信徒総会で出された教会維持費促進につき意見交換があった。
未納入者への働きかけ、既納入者増額の是非について財務部内部では検討されていること。
名簿上での未納入者は半数であるが、実態を調べる必要があること。
これまでの経験でキャンペ−ンすれば効果はあるが、どのような方法が適当か議論の余地があること。
教会全体の経費を見直し、無駄な使われかたがないように検討する必要があること。
などが話合われた。
「八角形にゅーす」5・6月号に掲載しているが、昨年度のバザー収益で設置したカンボジア基金に関し石黒氏が現地を訪問、鵠沼ブロック集会で報告会を行った。藤沢教会全体を対象とした報告会も企画したい。
例年70歳以上の方対象に敬老会を行っているが、参加者多数のためホールが満員で動きがとれない。お聖堂を使用してはどうか。
敬老会にはご案内300名以上にたいし、80〜90名が出席し、かなり窮屈な思いをするのが実情。新年会でもお聖堂を使っていることでもあり、検討に値する。
事務所前のベンチが取除かれ、椅子に替わった。丸椅子は危ないので元に戻せないか。
これまでの教会委員会でもとりあげてきたが、「交わりとしての教会を目指して」で具体的に何ができるか、そして前項の「ベンチ問題」改善案についてを4グループにわかれて分ち合いを行った。充分な時間がもてず取りまとめはできていない。要旨をムリにまとめると
事務所前のスペースは屋根もあり、交わりの場としては適所である。
同時に事務所への通り道であり、環境整備も必要。
たとえば環境を保つためのルール作りなど、条件付の改善を検討してはどうか。
「交わり」へのアプローチは多面的である。
地区の交わりとか、近所の交わりとか身近なところから、具体的な活動をとおして自然な形でできるとよい。
特定な人だけではなく、できるだけ多くの信徒が携わることが望まれる。
なお、7月20日9時半のミサ説教で、テハン神父がこの分かち合いでヒントを得たとして、「交わり」へのアプローチを、出会い・分ちあい・支えあい・祈りあい・チャレンジしあい・派遣しあい、の6つの「あい」と指摘された。具体化への一歩となるのではなかろうか。
バザー委員会報告
バザー委員長 安田
先月に引き続き、10月27日開催予定のバザーの計画進行状況を報告致します。皆様の絶大なご協力をお願い致します。
教会委員会、総務部、福祉部、国際部の代表の方に委員会に出席して頂いたり、個別に相談させて頂いたり、また昨年の経験者の方々にも相談しながら、次の事項をほぼ決めました。
h パンフレットと献金袋
昨年通り、8月下旬には各ブロック長に手渡しますので、9月上旬から皆様に各戸に配布頂くよう宜しくお願い致します。
なお、このときにいろいろな事情で教会に来られない方々を含めて、皆様方の交わりを深めて頂くことを切にお願い致します。そして、皆様のご要望やご意見は、各ブロックにてまとめて、バザー委員会に報告して下さるよう、お願い致します。
i 新企画《趣味の作品展示》
カトリックセンター2階の202、203号室にて、皆様の趣味を通しての交わりを広げ、深めることを
目的として、書画、写真、工芸、陶芸などの皆様の自慢の作品を自由に展示して頂くことにしますので、奮って応募して頂きたいと思います。そして、出展希望の方は早速、その準備を始めて頂きたいと思います。
なお、ここでは売ることを目的としていませんが、お互いの合意があれば売ることも出来るものとします。その場合は代金の中から、なるべく多くのご寄付をお願い致します。
j 会場配置
教会内の各売場や食べ物の調理・販売場所などの配置は、基本的に昨年と同じにします。
k スタッフ募集
バザー実施に当たっては、非常に多種類のしかも多数の人手が必要ですので、例年の通り、仕事の種類別にスタッフを募集するための表を、8月中旬から聖堂入り口に掲示します。
つきましては、経験豊富な方も、また初めての方も、多数の参加および奉仕をお願いします。皆様が積極的に応募して下さることを期待します。
テーマ「ほほえみ溢れる助け合い辮gのまわりへの想いを形に縺vの通り、ほほえみ溢れる楽しいバザーをみんなで作り上げましょう。
聖堂の入口に「湘南ライフサポート・きずな」というチラシがおいてあるのに気が付かれた方がいらっしゃると思います。このグループは藤沢地域でホームレスの訪問活動を行っている「藤沢火曜パトロール」のメンバーを中心にホームレスの問題などに関心のある人々で立ち上げたグループです。
変動する社会のなかで、今、日本では野宿生活者、低所得の高齢者、DV被害者等の生活に困窮している人々が急増しています。その方々とのふれ合いをとおして、その背景には企業のリストラ、家族関係の崩壊、超低金利政策などで彼らが社会的、経済的、人間的なきずなを失ってしまった故に、人間らしい生活を維持する道が閉ざされてしまっている現状があるのではないかということが見えてきました。
それらの人々に対して、一体何が出来るのだろうと考えたとき、炊き出しをしたり、ちょっとしたお世話をすること等、それまでやっていたことだけでは一時しのぎ的なものにしかならない現実に直面し、また市役所との交渉からも、行政責任での解決もなかなか難しいということを知りました。そして、彼らとの人間的触れ合いをとおして、その方々の生活の改善と自立を支援することで失われたきずなを回復し、彼らとともに、だれもが暮らしやすい「やさしい街」を作っていかなければ、根本的な解決にはならない、そのために少しでも役立てるようにとの思いで社会的な認知度もあるNPO(特定非営利活動法人)として「湘南ライフサポート・きずな」を立ち上げることになりました。
具体的な活動としては、生活の困窮のために住居を失ってしまった方々や、身寄りもなく、一人で暮らすのが難しくなってしまった低所得のお年寄りの方々のための生活施設を開設し、生活条件の改善・向上をはかりたいと思います。そして、必要に応じた生活相談、カウンセリング、職業訓練、医療及び介護、自立支援等を行いたいと考えています。
また、自立をめざす方々の支援の一環として、生活に困窮している方々に共通する課題である住居確保等において問題となる保証人について、「保証人バンク」を開設して、個人が大きなリスクを負うことなく保証人となっていただけるシステムに取り組んで行きたいと思っています。
その第1号として、9月より辻堂と茅ヶ崎の中間くらいの場所に、「ポルト湘南茅ヶ崎」という生活施設をはじめることになりました。
ここは、以前独身寮として使われていた建物で、家主さんのご理解もいただいて、施設のために比較的安価で転貸していただいたものです。
居室は6畳の部屋が2階、3階に20室あります。1階は共有スペースとしての談話室、集会室、食堂、厨房、浴場などと管理人室兼事務所が設けられています。
2階部分には、主に老齢の方や病気の方に入っていただき、3階部分には自立を目指している方々に、求職活動などの基地として利用していただきたいと思っています。
入居者のために必要に応じた医療、介護サービス、また自立に向けてのカウンセリング、生活相談や職探しのお手伝いなどを行っていく予定です。
生活施設の運営は初めての経験で、最初はとても不可能と思っていたのですが、幸い、老人ホームを手広く運営している会社の協力をいただき、ノウハウをはじめ様々な面から助けていただけるめどが付きました。
施設の総合的な管理や、行政や地元への窓口として専従の管理者もお願いする予定ですが、日常の運営などは、入居者の自治組織と協力していただけるボランティアの方々の協働体制が取れたらと考えています。
この施設を通して、一人でも多くの方が失われたきずなを取り戻していただきたいと願っています。
次に、同時進行で「保証人バンク」も実現して行ければと願っています。
「保証人バンク」は、生活に困窮している方がアパート等の契約をおこなう際に必要な連帯保証人を提供する事業です。彼らは金銭を含む様々な物的・精神的支援をしてくれる人とのきずなが断ち切られているために、連帯保証人制度は「自立」を妨げる大きな障壁となっています。よく知られているように、連帯保証責任は大変重い責任です。しかしその重たい連帯保証責任も、NPO法人が重畳的債務引受および第三者弁済を行うことによって事実上回避することが可能です。入居者に資力がなく、連滞保証人に入居者のリスクを背負うだけの入居者との人間関係がない以上、その欠如を埋めるシステムとして「保証人バンク」が必要です。
この「湘南ライフサポート・きずな」の活動に、みなさんも手を貸してくださいませんか。
「湘南ライフサポート・きずな」では、その活動を仲間として一緒に築いていってくださる正会員と、応援団として側面から支えていってくださる賛助会員を募集しています。
また、会員とならなくても、ボランティアとしてお手伝いくださる方、保証人バンクに登録し必要に応じて保証人となってくださる方、寄付でその活動を経済的に支えてくださる方も募集しています。
社会的、経済的、人間的なきずなを失い、困難な生活を余儀なくされてきた人々が、再びきずなで結ばれた社会に生きていくことが出来ますようにご協力をお願いいたします。
8月18日(日)9:30ミサ後に「湘南ライフサポート・きずな」の説明会を行います。どうぞいらしてください。
郵便振替口座:00230-4-46330 「湘南ライフサポート・きずな」
お問い合せは、湘南ライフサポート・きずな事務局
Tel:090-4208-6334 Fax:0466-27-2790
(文責:川辺)
新しく発足した「PACEM」
善行 岡村
今私たちの横浜教区の信徒63%を、外国人が占めています。その殆どがいわゆる滞日外国人とその家族です。
日本人の私たちでさえ苦しい不況の長期化と失業率の上昇の中で生きているのです。その状況の変化によって止むなく滞日ではなく、定住化する人々も増えています。
従って援助すべき内容も一時的なことから質的に変化しているのです。
信徒ばかりではなく、その他の外国人も含めて、私たちは、この国の「創造の現実」を共に担っている人々として認め、受け入れなければならないでしょう。
この10年間、その人々と共に生きてきた「カトリック横浜教区滞日外国人と連帯する会」(SOL)は今年3月末日で解散し、新たな組織「PACEM」(Pastoral Center for Migrants)「難民移住異動者横浜司牧センター」が発足しました。「PACEM」とは、ラテン語で「平和」を意味します。
賛助会員にニュース、イベントその他案内が送られてきますので図書室に私のファイルを置きます。関心のある方はどうぞご覧ください。「SOL10年の歩み」も入れてありますпB
ちなみに、賛助会費は年間で個人1口3千円です。
送迎ボランティア制度の紹介(その2)
福祉部 小野
八角形にゅーす第127号(2002年6月2日発行)でお知らせした『送迎ボランティア制度』に関して、ボランティアの登録者が22名を越え、皆様のご協力に感謝いたします。
6月と7月の福祉部例会にて『利用者が支払うガソリン代の目安(1回藤沢市内200円程度)』の趣旨
と扱い方について様々な角度から議論がありました。福祉部検討チームで200円に決めた経緯が改めて説明され、また新たな提案も出されて、真剣な検討が重ねられました。その概要と結論を紹介いたします。スタート時点で意思統一することになりましたので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
<ボランティアの立場>
好意で行うボランティア活動なので、たとえ200円でも、ガソリン代は頂き難い。
継続した活動とするためには200円程度いただいた方がよい。
利用者にとっても有料の方が、対等の立場で依頼し易くなる。
<利用者の立場>
お世話になる場合、何らかのお礼をと考えるのが日本人の常なので、無料では依頼し難い。
バス代やタクシー代よりも安いので、200円程度は受け取って欲しい。
今はボランティア側なので無料で良いが、近い将来は送迎利用者になる立場なので、教会で定めた有料の決まりがあれば、精神的にも気楽に利用できる。
<総合的な立場>
これから始める送迎活動なので、普及拡大させるには原則的に有料とした方が良い。
利用しやすい継続的活動とするためには、利用者にガソリン代200円程度を負担していただきたい。
個人的に受取を希望しない場合は、送迎ボランテイア基金を新設し、献金してはどうか。
福祉部結論
送迎ボランティア活動を個人的範囲から、ブロックを中心とした藤沢教会全体の運動に拡大発展させて行くためには、原則的に有料とし、利用者に負担していただきたい。
iガソリン代の目安は、藤沢市内1回200円程度とする。
j個人的受取を希望しない場合は、送迎ボランティア基金(仮称)に献金することができる。
j送迎ボランティア基金の管理は、福祉部事務局(湘南台センター)が行なう。
送迎ボランティアの登録者状況
運転者だけでなく、受付け・付添い・見守りなどの応募者を含めて、常時受付けております。所定の用紙にて、教会事務所・湘南台センター・送迎コーディネータ宛てに積極的にご応募願います。
お年寄りやお身体の不自由な方々からの《送迎利用》申込み
福祉部事務局(湘南台センター)、各ブロック福祉委員、およびネットワーク『ともに』では、相談・連絡をお待ちしております。
婦人同志会清里行き
鵠沼2区 石川
「6月27日木曜日に同志会の遠足で清里に行きます。いかがですか。」と言うお誘いに、「参加させ
ていただきます。」とお返事し、当日を待った。私にとって清里は未だ行ったことがないのでその日を楽しみに待った。
6時59分藤沢発の電車で、集合地茅ヶ崎に行くのだが、藤沢駅、辻堂駅では日頃からのお顔なじみが
乗り込んで来られて、何か心強く、浮き浮きと集合場所に向かった。バスの中もお顔見知りが大勢いらして笑顔で迎えてくださった。
バスは7時半出発。左手に海を見ながら小雨の中を走る。大磯を過ぎたあたりから海辺を遠ざかり、山側の道へと向かった。晴れてさえいれば周りの山などよく見える筈だが、雨の中、富士山も霧にさえぎられ、姿を現さなかった。途中で山中湖の水面の光がちらりと見え、若かった頃、自転車で湖周を走ったことなど頭をよぎった。
11時過ぎ清里に到着。バスは聖アンデレ教会に横づけする。聖アンドレ教会は聖公会の教会であるが、私どもカトリック信徒のミサのためお貸しくださったのである。私どもはここを拝借して甲府教会細井司祭司式のミサにあずかる。1948年(昭和23年)設立の聖アンドレ教会は木造、信徒席は座式(座る方式)。当時の日本は戦後3年目、誰もが新築など考えられなかった時に、当時としては随分立派な教会を建立されたことと感じ入った。ミサ後、聖アンドレ教会武藤謙一司祭が清里の発展の歴史をお話してくださったので簡単に記すことにする。
清里高原は山梨県西北部八ヶ岳東南の山麓で、JR小海線清里駅は1,240m、隣り野辺山駅に次いで2番目の高所に位置している。この高原地に未だ鉄道も道路もなかった1927年(昭和2年)当時来日中の立教大学教授ポール・ラッシュ博士がこの地で青年活動を始められ、また戦後は清里農村センター、教会建設、高冷地実験農場、清里農業学校及び保育園、診療所まで開設されたとのことである。現在清里といえば、夏は涼を求めて、また、自然の景色を求めて人々が訪れる楽しみの場となっている。しかしこの地の発展の礎はポール・ラッシュ博士のご尽力があったことを心に留めたい。
小雨が降っているので昼食は教会の中でとらせていただく。昼食後、3時頃まで思い思いの場所で楽しんだ。予約しておいた当地牧場産のアイスクリームのお味は格別で、4月上旬の気温というのに「もう1つ」等おっしゃる方がいらして大笑いした。美術館は閉館中なのでオルゴール館に入り、スイス製、ドイツ製のオルゴールが展示されているのを見学したり、館員がオルゴールを回してメロディーを聴かせてくださったり、私どもに手回しさせてくださったり」」。
3時過ぎ、清里に別れを告げ、茅ヶ崎へ、横浜へと向かった。雨天なのは残念だったが、130名の参加者一同、楽しい一日を過ごさせていただいたことを感謝する。
2001年SVP藤沢協議会報告
S.V.P.藤沢協議会 高橋
当会はフレデリック・オザナム及びその仲間たちによって、1833年にパリで創立された国際的なカトリック信徒組織(聖ヴィンセンシオ・ア・パウロ会)(Society of Saint Vincent de Paul : 正式略記号 SSVP)の末端の組織の一つです。
世界の総本部(総理事会)パリ
日本の本部(日本全国理事会)田園調布教会内
最近の情報によればSSVPの協議会は世界131カ国の4,7400カ所、会員数59万人といわれています。
日本では機関紙“The Ozanam News”を発行しています。左記ホームページも是非見てください。
《http://www.cityfujisawa.ne.jp/j-svp》
2001年8月には21回の全国大会が長崎で3日間にわたり開かれ、会員約100名が出席し、島本大司教ご挨拶、各地の現況報告、特別講演、殉教地への巡礼や懇親会などがあって大いに盛り上がったと報じられています。 また、ほぼ同時期にアジア・オセアニア地域のSSVPの集まりPANASCO−Vも韓国ソウル市外で開催され、日本から10名が参加して交流を深めました。
横浜司教区内には藤沢協議会のほかに、逗子、雪の下、大船、山手、鶴見、菊名に協議会があり、横浜中央理事会を形成し、それぞれのニーズに合った方法で、正義と愛の精神をもって苦しんでいる人々を援助するよう努めています。藤沢協議会は昨年も病気や怪我などで生活が苦しくなった在日外国人、日常生活に援助が必要な人、孤独に苦しむ人たちとの接触を通して活動を続けています。本会の精神に賛同して一緒に活動してみたいと思われる方は、どうぞいつでも声をかけてください。
当協議会の活動のための費用は、教会の福祉基金からと会員及び有志の方からの寄付などで賄われています。引き続き温かい支援をお願い申し上げます。
教会学校ディキャンプ
日曜学校リーダー 清水
梅雨明けかと思われた7月20日に、教会学校のディキャンプで少年の森に行って来ました。今年は片瀬教会の土曜学校と合同で行い、総勢53人の子供たちが参加しました。初対面の子供同士でもすぐ仲良くなり、楽しく遊んでいるようでした。このような交流が持てて良かったと思いました。少年の森では、アスレチックをしたり、水着に着替えてジャブジャブ池に入り、おたまじゃくしを追いかけたり、元気よく遊んでいました。
教会へ戻り「平和旬間」のためのうさぎを折り紙で作りました。子供たちは一生懸命に沢山のうさぎを折ってくれました。
夕食に、お母様方手作りのおいしいカレーをいただき、キャンドルサービスで今日1日を神様に感謝して解散となりました。夏休みの1日を楽しく無事に過ごすことが出来るよう、お守りくださったことに感謝いたします。
3(土)藤沢市内キリスト教合同祈祷会 於 バプテスト教会
10(土)横浜教区平和旬間行事 於 藤沢教会
15(木)聖母被昇天
Q. カトリック教会での葬儀の後、追悼式をどのようにすれば良いのでしょうか? A. 追悼の祈りは、亡くなられた方々の神のみもとでの安らぎ祈り、偲び、感謝を捧げると共に、ご遺族が希望と励ましを持って、元の生活に戻るための力をいただく場でもあります。 カトリック教会には追悼式の日程などついて特別な決まりはありません。ご遺族の希望を第一に考えます。また、キリスト教以外の宗教にも色々の習慣があり、地方によっても古くからの習わしがありますので、それを尊重しながら、ご遺族の希望を申し出られると良いでしょう。 カトリック教会では、11月を「死者の月」として、亡くなられた方々の為に特別に祈りますし、藤沢教会では、日本の習慣に従い、春分、秋分の日に合同の追悼のミサを捧げています。 次回は「彼岸のミサ」について考える予定です。 |
“一生に一度は聖書を全部読みましょう” 28年前、日本においてパリミッション会のマルセル・ルドールズ師はこう呼びかけ、今も私たちに呼びかけておられます。特に受洗したばかりの方々を心にかけての呼びかけです。 教会共同体の中で週一度の集まりを持ちながら、旧約聖書から始めて、新約聖書の終わりまで、全聖書を信仰の心で祈りのうちに、約3年半かけて通読します。第1回目は1998年9月〜2002年4月の期間を約20人の方々と学び合いました。第2回目を2002年10月より始める予定です。 クラスは木曜日及び金曜日のいずれも午後1時30分〜3時30分です。 説明してくださる方фュ」」ックリスチャン師(淳心会) 日 時 8月25日(日) 9時30分ミサ後 11時より 場 所 藤沢カトリック教会 関心のある方は是非ご出席ください。 |