藤沢カトリック教会

八 角 形 に ゅ ー す

2014年1月12日

聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会


目次

断 章 (12)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主任司祭  鈴木

教会委員会報告(12月21日)

2013年バザー収益福祉分配先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福祉部

心をつなぎ、のぞみをつなぐ―第41回藤沢市民クリスマス―・・藤沢市内キリスト教連絡会代表  関 

クリスマス マンドリンコンサートに参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 海老原

クリスマスの聖劇

スカウトクリスマス会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ビーバー隊副長 岡田

幼児洗礼ってなんだろう?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤沢3区 出口

3部門連続講座「自分の歴史を祈る」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宣教部長 牧野

東北ボランティア活動サポートチーム報告

インド、ダージリンを訪れて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湘南台 宮崎

南洋群島とカトリック教会の歴史(4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼3区 高木

がりらや便り

 

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断 章 (12)
主任司祭  鈴木/P>

断章新年おめでとうございます。
神さまの祝福は十分にあると信じられるといいですね。
種の不思議な話を知っていますか?岩手県にある鳩岡遺跡から出土して縄文時代の種を植えると発芽して「しそ」に育ったそうです。5,000年も経つのにねえ。
「こんな時代にわたしたちのできることは、小さな農家や漁師達、誠実な加工業者や料理人と、ただただ、どんどんつながっていくことだ」と、いう人がいました。いいですねえ、種を思って。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

自分では良いと思っていても本当はどうなのかわからない。自分の好きなことをさせていただいていると思っているぐらいが丁度よいのでしょうねえ。
「はっきりわかったいうんは実はまたわからなくなるもんであるから、なんとなくわかるぐらいを繰り返すんでええ」と高松志門さん(ゴルフ)もいってます。
本当のものは時間をかけなきゃ見えないらしい。被災地にも何回も足を運ばないとね。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

その時、その人にのみ通用する正しいことを言わなけりゃアドバイスなんて意味ない。聖霊の導きにまかせなけりゃ、そんなものわかりませんよ。うまくやろうとしたってまずダメだね。
聖霊の導きは、愛情がないと見えないんじゃないかなあ。
「信者になれとは一言も言わなかったが、妻は終わりが近づいた時、受洗を希望しました。ホッとして神さまに感謝しました」と、あるおじいさんがいってました。
やっぱり愛情が思わぬ展開を呼んだのでしょうねえ。こういう宣教もあるんですね。

━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

よい地域の条件てナンでしょう。
1 海、山、川などの豊かな自然があること
2 よい習慣があること
3 いい仕事があること
4 少しのお金で笑って暮せる生活技術を教えてくれる学びの場があること
5 住んでいて気持ちがよいこと
6 自分のことを思ってくれる友達が3人はいること
7 よい行政があること あなたの地域はどうですか?

「 どうぞ よい お年を 」



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教会委員会報告(2013年12月21日)

<報告事項>

1. 太陽光発電装置導入について

12月の教会委員会で再提案することになっていた太陽光発電装置導入について、検討チームの川辺事務局長より報告があった。前回の委員会での疑問点を中心に業者も交え検討した。例えば製品の保証期間10年、出力保証25年であっても途中で壊れたら、メーカーが倒産したら、載せても屋根は大丈夫かなどについて確認をした。設置後の手間もメンテナンスもほぼ必要ないと言われているがパワーコンディショナーの寿命は10年から15年で設計されているので20年売電契約中の途中交換費用50万円と4年目ごとの点検費用15万円を計上した。設置は12枚×4面で、一面にかかる重さは実質はそれほど大きくなく、屋根過重が大きくかわるわけではない。設置装置はカナディアンソーラー社製太陽光発電12,240kwhのシステムを採用する。製品は中国製で一流ではないかもしれないが悪い物ではないと判断している。国産が良いという意見もあるが日本は太陽光発電に関しては出遅れている。現在15年に一度、聖堂屋根の防水工事をしているが太陽光を設置したことでの防水効果については劣化がすすむのか、直射日光から守られるので良い効果があるのかはわからない。設置は屋根に穴をあけて固定するのではなく置くタイプなので防水工事時に問題はない。

設置のための初期投資金額は390万円。予測年間売電金額は20年間の劣化も考慮して9割で計算した。年間約42万円 (12,240kwh×90%×37.8円/kwh)なので10年以内で初期投資金額は回収できる。出力保証20年間の売電収入予定は約777万円で20年の実質収入は約387万円となり、これは教会として必要なところに使える費用になる。全量買い取りの場合、東京電力に対し接続工事費用がかかる場合があるが、その額は申請をしてみないとわからない。現在20年間固定買い取り価格37.8円/kwhは来年4月以降下がるし、消費税の増税もあり、急いで採決を取るようにみえるが全量買い取り制度で規定する小規模発電所を設置するなら、2月の信徒総会で報告をし3月までに結論を出したい。原発に頼らない安定した電力供給を維持する必要性がますます高まっている。検討チームとしては設置に問題はないと判断した。財務上の扱いは売店や駐車場、施設設備利用料収入などの事業収入となる

Q.この業者(株式会社トレシス)に決めた理由は
A.価格がリーズナブル。もう一社からも見積もりを取ったがパネルは1割方高く工事費も高かった。また地元の会社で悪い評判がない。付けた複数の人たちが良いと言っているし、工事価格が安い

Q.発電量に2社の差はあったか
.両社ともほぼ同じ。教会の屋根は陽当たりが良い

Q.政府は原発推進に向かっているが、売電買い取り価格の37.8円は保証されているのか
A. 20年間この価格が保証されている 固定買い取り制度:再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が一定期間一定価 格で買い取ることを国が約束する制度

Q.藤沢教会の年間電気料金はどのくらいか A. 15万円×12ケ月=180万円くらいかかっている

*質疑応答の後、教会委員会としては東電に発注申請をしなければわからない部分を明らかにするためにも、申請を出すこととなった。出した後でも設置取り消しはできる。2月の信徒総会で大きな問題意見がなければ、教会委員会は設置の方向で進める

2. 信徒総会について

信徒総会は2月2日9時30分ミサ後とする。議事次第は一部で2013年度振り返って、二部で分かち合いの時間を取りたい。皆さんから「分かち合いのテーマ」を募集する。また、信徒の皆さんより、質問・提案があれば文書で受け付ける

3. その他

1月18日〜25日:キリスト教一致祈祷週間
テーマ:「キリストは幾つにも分けられてしまったのですか」(一コリント1・1〜17)
1月19日(日)午後4時より横浜教区「聖公会との合同祈祷会」が当教会で開催される会場教会としてオルガニスト1名、先唱者1名、朗読者1名を依頼する。またその後の茶話会は当番月の藤沢ブロックが準備することとなった

4. 来年度以降の新委員長:副委員長について

鈴木神父より、次年度以降の教会委員長の推薦について、推薦の仕方はあがった人の名前を羅列するのではなく、誰にお願いしたいか共通の人を推薦して欲しい

新委員長:佐々木
副委員長:押木、竹内、目黒
鵠沼ブロック委員:泉(斉藤・丸山・古川)
藤沢ブロック委員:前田
辻堂ブロック委員:森田
北1ブロック委員:飯田
北2ブロック委員:三島
広報部長:福島
典礼部長:浮田
宣教部長:牧野
教育部長:清水
福祉部長:検討中
国際部長:ナンシー田中(ラティノス代表)

<ブロック・活動部>

・ 1月は藤沢ブロックの担当になる
・ ブロック委員の連絡会で、教会からの配布物について話し合いがあった。川辺事務局長より、長期留守の場合、転居されている場合は担当した人が開封して「もしお引っ越しされたのでしたら、教会にお知らせ下さい」と丁寧な手紙を添えて郵送してほしい。郵便局に転居届けを出してあれば一年間は届く。「居ませんでした」だけでは名簿から削除することはできない。家族が信者でない場合や施設に入られたり入院されて留守のこともあるので、地区の人たちに対応をお願いしたいと説明があった。

(北1)
11月19日(火)に山梨へ巡礼をした

(辻堂)
連絡網が新しくなって混乱があったが、新しい役員と話し合い問題解決をした

(藤沢)
12月1日(日)にブロッククリスマス会をし、52名の参加があった

(鵠沼)
来年度のブロック委員もチーム態勢でする。その内の一人が教会委員会に出席する

(宣教)
・ 湘南台センターは12月24日〜1月7日休館日。ロバート神父のクラスは12月と1月休講
・ 12月14日(土)16時から市内キリスト教連絡会主催の「市民クリスマス」が当教会で開催された。テーマは「心をつなぎ、のぞみをつなぐ」。式典と五東由衣さんのコンサート、人形劇、クリスマスマーケットを開催した。340名の参加があり、85,000円の献金があった。藤沢市愛の輪福祉基金とYMCA国際地域協力基金に寄付をした。
・ 1月18日(土)14:00から藤沢バプテスト教会で市内キリスト教連絡会主催「キリスト教一致合同祈祷会」がある
・ 三浦神父の連続講座「人生の終わりを迎える日に備えて」は1月18日、2月15日、3月29日の3回の土曜日14時から15時30分を予定している
・ 3部門連続講座は11月10日(日)と12月15日(日)9時30分ミサ後、「自分の歴史を祈る」をテーマに実施した。自分の人生を7つのステージに別けて「愛された大切な体験を」「自分の失敗の体験」をテーマに振り返り分かち合いを行った

(教育)
・ 12月24日クリスマス5時「子供と共に捧げるミサ」で子供たちは「聖劇」をする。子供たちに500コのお菓子を用意した
・ 1月12日(日)のミサの中で新成人の祝福式がある。ミサの奉仕とミサ後の祝賀会など青年たちが準備をする
・ 1月12日(日)ボーイスカウト・ガールスカウトお餅つき
・ 1月12日(日)日曜学校始業式
・ 原則第4日曜日を「子供と共に捧げるミサ」とする

(国際)
12月29日(日)国際ミサにフィリピン・コミュニティーは帰国する人も多く、歌では参加できないが祈りにはできるだけ参加する

(典礼)
・ 1月25日(土)10:00〜、第5地区「祈りのワークショップ」  
テーマ:「イエスとの出会い〜気づいてますか 聖書をとおして いつも 呼びかけられていることを〜」
・ 2月11日(火・祝日)横浜教区典礼研修会 テーマ:「主のみことば」
講師:石井祥裕氏(聖書と典礼の編集長)・宮越俊光氏(中央協議会)
詳しくは間もなくポスターを貼るので見て申し込みをして欲しい。静岡県や山梨県、長野県からも参加される。藤沢教会は会場教会として恵まれている

(福祉)
・ 福祉部会で77万円のバザー収益配分について話し合った。12団体に12月25日までに送る。新年号に詳しい報告を載せる
・ 1月26日(日)14:00から東北支援チャリティーコンサートをする。皆さんの協力をお願いしたい

(広報)
1月号は12日(日) 発行予定。原稿締切は12月22日(日)



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2013年バザー収益福祉分配先
福祉部

10月27日に行われましたバザーで皆様より温かいご支援頂き、心よりお礼申し上げます。 下記の通り、昨年12月27日、77万円をそれぞれに送金いたしました。厳しい社会情勢の中、各団体が変わらぬ活動を続けて行かれますよう、12団体を支援します。



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心をつなぎ、のぞみをつなぐ ―第41回藤沢市民クリスマス―
藤沢市内キリスト教連絡会代表  関 

藤沢市民クリスマス41回目の藤沢市民クリスマスが、2013年12月14日(土)16時より、カトリック藤沢教会にて開催されました。藤沢市内の教会や団体が、教派を超えて力を合わせ、湘南・藤沢の人々へ宣教するために活動している「藤沢市内キリスト教連絡会」の主催により、藤沢市民クリスマスも今年で41回目となりました。当日は好天に恵まれ、343名の参加がありました。

今年は、テーマを「心をつなぎ、のぞみをつなぐ」とし、ポスターは公募により湘南白百合学園高等学校の生徒さんの絵を採用しました。また、昨年に引き続き12月7日(土)15時から30分の間、藤沢駅南口2階ペデストリアンデッキにて、市内教会有志約30名によるプレキャロリングを行い、チラシ配布と市民へのアピールを行いました。今年は人通りの多い南口の場所を選んだために、チラシの減り方が早く、また思いがけず献金をいただく場面もありました。当日は、15時より恒例の小田急デパート前での藤沢福音コールと有志によるキャロリング、16時からは藤沢カトリック教会聖堂にて第1部「クリスマスの祈り」が行われ、上中光枝牧師(ホーリネス鵠沼教会)の司式、また坂元俊郎牧師(湘南台バプテスト教会)によるメッセージを共に聴きました。また、藤沢福音コールによる賛美奉仕や、ソフィア・ハンドベルクワイアによるハンドベル奉仕もあり、最後は皆で「きよしこの夜」を歌いました。

第2部は、聖堂では元劇団四季の五島由衣さんとピアニストの鎮守めぐみさんによるクリスマスコンサートが行われました。五島由衣さんの透き通る声と、鎮守めぐみさんの素敵なピアノ伴奏に皆さんが聴き入り、クリスマスの本当の喜びを味わうひとときを過ごすことができました。また、信徒会館ホールでは湘南台バプテスト教会のシオン人形劇団による子供達のための人形劇「まっているおとうさん」が上演され、子供達や親御さん達が楽しんでくださいました。

第3部は、愛餐会として、豚汁が分かち合われました。今年も聖心の布教姉妹会より献品された新鮮な野菜に感謝しつつ、各教会有志の多大な奉仕により作られました。また、聖堂前広場では、カトリック教会の売店をはじめとして各教会からの持ち寄りによる夜店が出されました。今回、会場で捧げられました献金や夜店の売り上げ等(合計約9万円)は、「藤沢愛の輪福祉献金(藤沢市福祉課)」と、「YMCA国際・地域協力募金(横浜YMCA)」に半額ずつ捧げられます。感謝をもってご報告いたします。

最後になりましたが、今年も会場を快くお貸し下さいましたカトリック藤沢教会の皆様に、深く御礼申し上げます。主のご降誕を祝うクリスマス、そして来るべき2014年が、皆様において主の導きのうちに恵み豊かなものでありますことをお祈り申し上げます。



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クリスマス マンドリンコンサートに参加して
辻堂1区 海老原

待降節最初の土曜日、12月7日14時より聖堂に於て恒例の湘南マンドリンアンサンブルの音楽会が催されました。当日は晴天にも恵まれ、会場には音楽を愛し、クリスマスを迎えるよろこびを胸にした人々が集まりました。定刻になると、司会者から、この音楽会は日頃、東ティモールの子ども達のために募金を送り続けているマドレーヌの会が主催するもので、この主旨に賛同される湘南マンドリンアンサンブルの方々が今年もクリスマスコンサートを開いて下さるとの紹介がありました。続いて指揮者から曲目の紹介、第一部はややクラシック調のもので、休憩を挟んで第二部は明るく軽やかなものとの説明があり、演奏は始まりました。

最初に奏でられた「セレナータ・ガイヤ」は荘厳の中にも温かさ、豊かさに満ちた音色で、その優しさはたちまち聖堂内を包み込みました。楽器もマンドリンを主体にマンドラ、チェロ、ギター、Wベースと豪華なものでした。続いて「華燭の祭典・教会にて」「マドリッドの夜」「オーホーリーナイト」と見事な演奏に酔いしれてゆきました。

10分の休憩の後、第二部に入り「ニューヨークの美人」「明日」「ウィンターワンダーランド」と明るい旋律が美しく響きました。ここでフルートの独奏による「白い恋人たち」が奏でられ、会場は一段と引き締まった様に思われました。

第二部最後の曲「三つのクリスマスキャロル」の合奏が終ると、万来の拍手。ここにはクリスマスを待ち受ける心一杯を醸し出して下さった演奏に惜しみない感謝が込められていました。最後には会場にいる人、皆で「アデステ・フィデレス」「聖しこの夜」を合唱しました。また、司会者からも、演奏に対する御礼並びにこの会にかかわってこられた全ての方のお心尽しに感謝の言葉が述べられて、チャリティーコンサートは終りました。

待降節第三主日のミサの中で鈴木神父が仰言ったように、待降節とは「福音を伝えるために救い主がこられた事を意識する時」に相応しいコンサートであったと思いました。



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クリスマスの聖劇

クリスマスの聖劇

マリア 5年 佳子

緊張したけど、上手くできて良かったです。練習の時に笑ってしまったけど、本番では笑わずにできて良かったです。来年も楽しみです。

ヨゼフ 5年 美花

昔は車も電車もなかったから、人口調査の命令でベトレヘムへ向かうことは、妊娠しているマリアにとってとても大変だと思いました。だから一緒にいるヨゼフの役目はマリアの手助けをすることです。そういう気持ちを込めてヨゼフを演じるのは少しむずかしかったです。でも本番セリフをまちがえず出る時や場所も最後まできちんと出来たからよかったです。

博士 6年 論子

私は去年に続いて先唱をやりました。今年は最後の方に出番がある博士をやっていたから、去年よりも、いそがしかったです。今年で聖劇は最後だったけれど、楽しく聖劇ができました。

ガブリエル 5年 瑞樹

ガブリエルの羽は重たかったけど、たくさん練習をしたので上手にできて良かったです

ヘロデ 5年 海璃

練習の時よりも、本番の方がきんちょうしました。でも、私はうまく出来たと思っています。

羊飼い 4年 秀紀

僕は、今年の聖劇で、羊飼いになりました。「さあ」という掛け声が恥ずかしかったけど皆が頑張っていたので、僕も頑張れました。羊役と友達になれたので、嬉しかったです。

天の大群 2年 心菜

わたしは天の大ぐんの天しのやくをしました。さい後にろうそくをともして、イエスさまのおたん生の歌を歌う時はていねいに、やさしく歌いました。心もポカポカになって、うれしい気もちになりました

星の聖歌隊 2年 裕幸

火のついたロウソクを持って歩くのは緊張したけれど、楽しかった。来年はどんな役かなって楽しみです。

羊 1年 まりん

ひつじのやくはねているだけだからかんたんかなとおもったけれど、やってみたらせいげきの中のみんなとひとつになれていてすごくたのしかったです。



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スカウトクリスマス会
ビーバー隊副長 岡田

スカウトクリスマス会12月12日、ボーイスカウトとガールスカウト合同のクリスマス会を実施しました。ビーバーの微笑ましいジェスチャーゲーム、カブの元気なダンスとクイズ、ガールの可愛らしいハンドベルとダンス、ボーイのユニークな合奏、リーダーの心に残る劇「クリスマスキャロル」など、みんなで思う存分楽しみました。

その後、聖堂でご降誕の絵を写しながらキャンドルサービスをして、ロバート神父様にクリスマスが闇にもたらされた光、神の子のいのちのしるしであり、私達も光をいただいて日々善いことをして主をお迎えする準備をするよう教わりました。

最後に保護者の手作りのご馳走パーティ、プレゼント交換をして楽しい時間を終えました。今年1年の活動の実りに感謝するとともに、来年も日々の善行を実践するスカウト活動となるよう祈りたいと思います。

 



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幼児洗礼ってなんだろう?
藤沢3区 出口

11月17日に長女・菜々美の洗礼式を迎えることができました。みなさまからたくさんの祝福を頂戴し、大変感謝しております。また、遠くは長崎から親戚一同が藤沢教会に集まり、娘の受洗を祝福していただきました。受洗の際頭から水をかけられると泣く子が多いようですが、私の娘は泣きませんでした。たぶん眠気が強かったんでしょう。みなさんの期待を裏切ってしまいましたね。

幼児洗礼ってなんだろう?幼児洗礼準備講座の中で考えたテーマのひとつです。私も生まれてすぐに洗礼を授かりました。代々カトリックの家庭で育った私は、幼少期から毎週日曜日に修道院へ両親とともに通っていました。そのように育てられたため、子供に洗礼を授けることは当たり前のことと考えていました。改めて幼児洗礼とは何かと問われ、私は「親が子供に幼児洗礼を受けさせることは、先代の意思を尊重すること」と答えました。洗礼式を終えてから、みなさまが洗礼を授けられた娘に対して祝福していただく光景をみて、私たちがその子を共同体に迎えるという意味もあると考えるようになりました。

ここからは将来の娘に対して向けた言葉をつづります。健やかな成長を願って。菜々美へ。これから成長していく中でいろいろな経験をしていくことになることでしょう。嬉しいことや、楽しいことに期待を膨らませるでしょう。悲しいことや辛いこともあるでしょう。そんなとき、自分は決して一人ではないことを心に留めてください。自分の能力を過信せず、謙虚に過ごしてください。しかし、委縮せず、のびのびとした生活を送ってください。最後に、娘に次の言葉を贈ります。

幼児洗礼思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

(マザーテレサ)



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3部門連続講座「自分の歴史を祈る」
宣教部長 牧野

11月度と12月度2回続けて、伝える部門担当による3部門連続講座「自分の歴史を祈る」が開催されました。

第1回は、11月10日(日)9時30分ミサ後に約1時間半、センターホールにおいて開催されました。参加者は二十数名。自分のこれまでの人生を振り返りながら、神との関係を見直すエキササイズの手ほどきでした。静思のひとときの後、岡田芳明さんの指導で、全員が自分の人生を7つのステージ(例えば、誕生、入学、卒業、就職、結婚、子供の誕生、退職など)に分けて、「愛された大切な経験(神・親・友人などに)」の中で印象に残るものを思い出しながら、当時の感情の動きと現在の気持ちを用紙に記述していただきました。その後、いくつかのグループに分かれてその内容を(さしさわりのある事柄は除いて)分かち合いました。初めて体験された方が多かったためか、必ずしも活発な分かち合いにはなりませんでしたが、神様や身近の人に愛されたという体験を改めて深く思い起こす良い機会になったという意見が多く聞かれました。分かち合いの後、今日記述したシートの内容を振り返りながら、各家庭で個人的に祈り、神・イエスとの対話の祈りの練習を行う(来月までの宿題)ための解説がなされました。これは「聖イグナチオ・ロヨラの霊操」の祈り方をベースとするもので、30分を目安に心を空にして自分に対する神のメッセージを読み取ることが目的です。

第2回は、12月15日(日)9時30分ミサ後に聖堂において約1時間半開催されましたが、2回目の参加者は「否定的体験(失敗した経験)」について、初めての参加者は「肯定的体験(愛された経験)」について、第1回と同様の作業を行い、それに基づく分かち合いを行いました。第2回の参加者は二十数名で、そのうち第1回に続けて参加された方は7名おられました。参加された方の感想は、第1回とほぼ同じで、順境・逆境いずれのときも神と周囲の人々に支えられていたのだという気づきを新たにしたという話が多く聞かれました。

祈りにはいろいろな方法がありますが、今回の講座で練習したように、自分の人生を振り返る中で神が自分に向けて語りかけているメッセージを聴きとり、神と対話していく祈りを身につければ、実りの多い信仰生活となるに違いありません。



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東北ボランティア活動サポートチーム報告

岩手県 (釜石ベース)

クリスマス・シーズンはたくさんのボランティア応募をいただき誠にありがとうございます。お陰様で年末まで満員です。しかしながら、1月よりボランティアが少なく困っております。現在がら空き状態ですのでどしどしご応募ください。(釜石は年中無休です。)この度、カリタス釜石の紹介動画が完成しました。第1回臨時総会の議事録も見ることができます。どうぞご覧下さい。バザーの収益金一部と昨年と同じく子供たちへのクリスマス・ケーキをカリタス釜石に寄付していただきました。ありがとうございました。メリノール会のシスター・キャサリーンが12月14日〜17日まで釜石で働きました。(丸山)

岩手県 (大船渡ベース)

11月29日〜12月1日と岩手県大船渡ベースに行きました。東北新幹線で一の関駅まで行き、バスに約2時間半乗り、途中、陸前高田市「奇跡の一本松」「道の駅」「荒廃したままの気仙中学校」「小・中学校の校庭に並んだ仮設住宅」などを見ながらベースに到着しました。大船渡ベースは2012年1月に開所した施設で新しい木の香りがしていました。そこから歩いて2〜3分の高台には、カトリック大船渡教会(ハルノコー神父)があり、そしてその裏には「海の星幼稚園」が併設されており現在50〜60人の園児を預かっているとの事でした。

ボランティアの主な仕事は大船渡町の「カキ」の養殖の洗浄の手伝いでした。「カキ」が店頭にでるまでの間、海からあげて殻に着いたごみを一つ一つ取り除きまた、海に戻すなど多くの手順があることを改めて知りました。これからは「カキ」を頂くときはその事を想いながら食したいものです。翌日近くの八軒街商店の2周年記念のバザーに出店参加しました。大船渡ベースは皆様から頂いた品物が十分あり、藤沢教会から持参した温かい毛糸の帽子も好評で、すぐに完売しました。地元のお母さん達から「どこから?」と聞かれ「神奈川の藤沢から」と答えると「遠くからご苦労さま」とねぎらいの声をかけて頂きました。この言葉で遠い大船渡までの疲れも吹っ飛んでしまいました。

まだ大船渡では、約3,600名の方が仮設住宅住まいをされているとの事でした。行くには時間がかかり遠く距離が離れているところですが、藤沢教会として何かお役に立てる事があるのではないでしょうか。 (曽根)

宮城県 (石巻ベース)

10月にボランティアに入った方がおみやげに持って行かれた手作りのお菓子が好評で、ベースの方からクリスマス会のために作ってもらえないか、との要望があり、その方にお願いして送っていただきました。ベースからもたいへん喜ばれました。(小藤)

被災地の物産販売

12月のクリスマスミニバザーで,福島の農産物と石巻の醸造製品の販売をしました。今回は農産物については売り切ることが出来ませんでした。おいしい果物もあったのですが、販売に当たっていた方々にも買って頂くなどの無理をしてしまいました。これからも皆様のご協力で被災地支援を継続的に進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。(牧野)

チャリティーコンサート

1月26日(日)午後2時から藤沢教会聖堂で東北被災地義援金チャリティーコンサートが行われます。「聖なる唱声 夢見るピアノ」と題して古楽器のフォルテピアノ演奏とソプラノ、カウンターテナーのデュエットです。出演者は秦野教会の岩根ゆりさんとその仲間たちです。チケットは1,000円で販売しますので、 どうぞ奮って聴きにきてください。(小藤 )



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インド、ダージリンを訪れて
湘南台 宮崎

インド10月9日から16日までインドのダージリンを訪れてきました。夏の盛りの頃、長野映子さんが「インドのダージリンに一緒に行きませんか?」と声を掛けて下さいました。長野さんは「ESAアジア教育支援の会」を通して、インドやバングラデシュの厳しい差別を受け大変貧しい状況におかれている子供たちを長年支援されてきたそうです。その中の一人の少年が、青年となり司祭への道を志し10月12日に叙階式が行われるという連絡を受けお祝いに駆けつけるということでした。ダージリンは遠く、インドに着いてからも大変な道のりと伺っていたので一度はお断りしたのですが、この機会を逃すと二度とインドという国を訪れることはないと思い直し、数日後「お供させていただきます」と返事をし直しました。ダージリンは紅茶で有名で名前だけは知っていましたが行くとなると3日もかかるとても行き難い所だと分かったのは返事をした後でした。

成田から飛行機で8時間、デリーに到着。暑い。ガイドの案内で市内のホテルへ。翌朝デリー空港から国内線に乗りバグドグラ空港へ。ここへはイエズス会の神父様とブラザーが車で迎えに来てくださり、ヒマラヤの麓の町マティガラの修道院へ。夕食までの時間を利用してこの修道院に隣接して建てられている神学校と病院を訪ねました。神学校では十数名の学生たちが体育の授業中でバレーボールをしているところでした。アシュラムと名付けられた病院は、元々ハンセン病患者のための療養施設で、今でも100名近いハンセン病の方が暮らしているそうです。現在はハンセン病患者のほかにもHIV感染症の人やその他の病気の人も受け入れているそうです。修道院へ戻り夕食をいただき、水のシャワーを浴びて就寝。翌朝ミサに与った後、ジープタイプのタクシーでいよいよダージリンへ出発。その道は舗装こそされてはいるものの路面はボコボコ、道幅は狭くガードレールもなしという急な山の斜面をひたすら登るというものでした。普段は3時間も走れば到着するそうですが、丁度ヒンズー教のお祭りの時期で里帰りや買い物の為の車で混雑し6時間もかかってしまいました。でも途中立ち寄った公園から真っ青な空に真っ白のカンチェンジュンガ峰を見た時は一瞬にして長旅の疲れも飛んでしまうほど感激しました。後で知ったのですが、この地域はトイ・トレインという列車、山の斜面一杯に広がるお茶畑、そしてヒマラヤ山脈を望む景観と共に世界遺産に登録されていました。

3日を移動に費やして参加した叙階式は感慨深いものがありました。長野さんはご自分が支援されたパスカル・エッカさんに会うのを心待ちにしていたのでその思いは勿論、私以上のものだったでしょう。叙階式はイエズス会のセント・ジョセフ学校の講堂で行われました。

翌日、司祭叙階されたパスカル神父様は生まれ故郷のインド南部へと出かけたので、私たちは初ミサには与れなかったものの、観光をすることができました。まず斜面に広がるお茶畑の上に架かるロープウエイに乗りました。どんなに急な斜面でも隙間なく植えられたお茶の木の緑が本当に綺麗でした。次は長野さんが一生の間一度は乗りたいと懇願されていたトイ・トレインに乗り市内巡りをしました。この日はサイクロンの影響で雨、とても寒かったのですが、案内をして下さったシスター方がとても陽気で楽しく過ごす事ができました。ダージリンを離れる日、この日は朝から雨。名残は尽きませんがお世話になった神父様に感謝と別れを告げ帰途につきました。初めて行ったインドの印象は「コントラストの強い国」だと思いました。空の青とヒマラヤの白、お茶畑の綺麗さと街の汚さ、昼の明るさと夜の暗さ、富める者と貧しき者。今回の旅で貴重な経験を沢山することができました。お世話になった皆さん、暖かく迎えて下さった皆さんありがとうございました。



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南洋群島とカトリック教会の歴史(4)
鵠沼3区 高木

南洋群島とは赤道以北の東径130度より175度、北緯0度より22度以内にあるマリアナ諸島、カロリン諸島、マーシャル諸島、パラオ諸島など凡そ1,400の島々のことです。面積は東京都と略々同じであり当時は横浜港からサイパン島まで5日間の航程でした。その中マリアナ諸島にはスペイン系の混血チャモロ族がいて、カロリン諸島とマーシャル諸島には主として印度や東南アジアから来た民族の子孫カナカ族がいました。そして文明はチャモロ族の方が遥かに優れていたということです。

1914年(大正3年)8月1日、第一次世界大戦が始まりました。そこで8月7日同盟国であるイギリス海軍が日本海軍に参戦を求めてきました。そのため8月23日日本政府もドイツ、オーストリアに宣戦布告しました。そして10月6日日本海軍はマーシャル諸島を占領し10月14日までに赤道以北のドイツ領諸島を占領してしまいました。

1918年(大正7年)11月11日、4年3ヶ月に亘った世界大戦も終わりました。そして翌1919年(大正8年)1月18日、フランス国パリのベルサイユ宮殿で交戦国27ヶ国の代表が集まり講和会議が開かれました。その結果5月7日予てより日本が要求していた赤道以北の旧ドイツ領諸島が日本の委任統治領と決定しました。そのため日本政府としては講和条約調印までに敵国ドイツ人宣教師を放逐することでした。

そこで7月25日講和会議出席中の山本信次郎海軍大佐をローマ聖座に遣わし交渉させることでした。その結果9月6日聖座との交渉が纏まり双方共覚書を交換しました。当時、サイパン島、ロタ島、トラック島、モートロック島、ヤップ島、ポナぺ島、ヤルート島、パラオ島、メジュロ島などにはカトリック教会がありドイツ・カプチン会やドイツ聖心布教会の神父様方がいました。

すでに1915年(大正4年)7月10日、「マリアナ・カロリン」代牧のペトロ・ワレスター司教様は海軍御用船加賀丸で横須賀へ送られ横浜でアメリカ合衆国領事に引き渡され7月24日アメリカ合衆国へ送還されていました。

1919年(大正8年)6月、日本海軍は「南洋群島布教ニ関スル件」を策定しました。それは日本人司祭を求めるものでしたが、当時日本国内には38名の邦人司祭しか居らず到底不可能なことでした。そこで中立国スペイン人を派遣することになり1920年(大正9年)2月横浜で待機していたイエズス会トレド管区の司祭22名が横浜港を出帆しました。続いて1921年(大正10年)6月18日にも5名の司祭が追加派遣されました。そして8月26日ヤコボ・ロペス・レゴ・イ・ラバルタ司教が東京築地教会で叙階されました。司教座はトラック島でした。

続いて1927年(昭和2年)「南洋カトリック宣教区供給部」が東京市麹町区麹町3丁目10番地に設置されました。責任者はイエズス会ヨゼフ・ヘロレス神父でした。また1928年(昭和3年)にはベリス・メルセス会のシスター14名がポナぺ島、サイパン島、トラック島へ渡り修道院を設立しました。それにポナペ島とサイパン島では聖母女学院を設立していました。その頃、日本各地や八丈島から日本人も移住し朝鮮からも多くの人々が移住してゆきました。

やがて日本も戦時体制となり1939年(昭和14年)4月29日、ヤコボ・レゴ司教も辞職させられ生駒丸で横浜へ送られました。そのため6月2日南洋カトリック宣教区管理者にイシジオ・ベルガンサ神父が就住しました。教勢は司祭14名、修道士18名、修道女22名、信者22,026名でした。

1941年(昭和16年)5月3日、日本カトリック教会は「日本天主公教」と改組織されました。そして南洋教区巡察者に長崎教区脇田浅五郎神父が任命されました。それに11月5日には教区管理者のイシジオ・ベルガンサ神父も辞職させられ11月20日南洋教区長として横浜教区長井手口美代市神父が兼任となりました。それに8月には前教区長のヤコボ・レゴ司教も亡くなりました。また東京教区小松茂神父が南洋教区へ赴任してきました。その頃全南洋教区の教会は大10ヶ所、小43ヶ所、信者は26,000名でした。



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