八 角 形 に ゅ ー す
1997年9月7日
聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会
来て見なさい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・李鍾昇 神父
藤沢教会バザーのお知らせ・・・・・・バザー実行委員長 鵠沼3区 清水千明
納涼祭にはじめて参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・大庭 竹内宏美
ポトピの地域作業所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福祉部 新村 満
教会パワー炸裂ガーデンパーティ・・・・・・・・・・・壮年部長 阿部 隆文
婦人部長 内嶋かほる
ガーデンパーティーに参加して・・・・・・・・・・・・・・・六会 松尾 旬
サマーキャンプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2年 福田真由
サマーキャンプの思い出・・・・・・・・・・・・・・・・・・4年 井上紘奈
日曜学校サマーキャンプの感想・・・・・・・・・・・・・・・5年 梅沢聖一
チョイスミサ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・青年部 元永けいこ
デオ・グラチアス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湘南台 野中陽子
上智大学夏期神学講習会に出席して・・・・・・・・・・・鵠沼3区 横井節子
李鍾昇 神父
競馬場へ行く道はものすごく遠かった。炎天の下、寝袋を抱えて歩くのはつらかった。果てしないようなアスファルトで足もとは熱くなってきた。つらいと不満をぶちまけるよりイエス様の受難を黙想しようと思った瞬間、私のグループのそばを通るイタリア人のにぎやかさにびっくりした。受難を考えようとする時、なんとギターの伴奏で歌声が大きい。信仰についての感覚が違うかな。いわゆる“ロンシャン競馬場”へ行く道のすがた。第12回世界青年大会の閉会のミサに行く時のことだった。1時間ほど歩いてようやく着いた。
100万人を超えたというニュースを聞いたけど、人波、人波だった。本当にすごかった。熱意がすごい。大きな祭だった。世界各地から来てくれた青年達の祭だ。今回の第12回世界青年大会は、8月19日夕方の開会ミサから始めて25日のミサまでの1週間だった。場所はフランスのパリ。ヨーロッパのいろいろな国から来てあかるい雰囲気でお祝いの祭だった。
よろこびの集いだった。最後の日は徹夜で100万人ぐらいが野宿した。ほこりもたったし、食事はまずかったし大変なことだった。われら東洋人の感覚では徹夜して野宿する必要があるか疑問が多かった。でも西洋人はものすごく楽しんでいると見えた。私自身の錯覚かも知れないが。われらのグループは27人だった。その中で、徹夜をしたくない意見を持っていた人は1/4ぐらいだった。でも徹夜して、次の日の教皇様のミサにも参加したのでうれしかった。
今回、日本からの参加者は100人ぐらいかな。皆、キャンプの道具を持って来た。アジアからの参加者は遠いからという理由でテントの持参は免除されたのがさいわい。全日程は2〜3週間だった。うちのグループはA,Bコースがあったので日程が違った。私が参加したのは2週間コース。青年達はたいていテント生活で、水シャワーで大変な生活だった。でも皆、元気で帰って来て良かったと思う。
全体的には楽しかったし、若い人々と出会う良い機会になったので非常にうれしかった。
そして、青年達の良さも悪さも見えて来たので親しくなった感じもする。たとえば、日本青年が自分達は消極的だと思っているようだけれど、私にはある程度積極的に見えた。残念なことは27人のうちのグループは2〜3人ずつ組をつくって来て、あまりにも他の組と分かち合おうという気持ちが少なかったと見えたこと。
今回の青年大会の主題は“来て見なさい(ヨハネ1.39)”。ヨハネの弟子達が“先生、どこに泊まっておられるのですか”と聞くとイエス様は“来なさい。そうすれば分かる”と答えられたという聖書の内容を中心にして、教皇様が世界の青年達を呼んでくださったということ。教皇様は洗礼、堅信式、ミサを通して私達に話したのは、秘跡の重要性を強調した気がする。そしてクリスチャンの一致を求めた。やはり、印象に残ったのは教会の未来は青年になったという話だった。教会と世界の未来の主役の青年への期待がすごく大きかったと感じた。それからイエス様のところに行って見て分かるようにがんばりましょうというメッセージがあった。だから“来て見なさい”。
青年大会が始まる1週間前には他のプログラムがあった。まず3日間は日韓学生交
流会、後の4日間はある共同体での体験。最初の3日間の日韓学生交流会ではお互い
に深い部分については話ししないで、ただ遊びを中心にしてつくったプログラムで楽しんだ。楽しい3日間だったが、そのまま分かれたら、もったいなかったかも知れなかったが、パリの青年大会まで同じテントですごすことになってもっと親しくなったので皆うれがった。日本の青年達とあるヨーロッパの青年達と少し問題があった時も日韓共同で対処した気がする。やはり若い人々は違う。どちらも年寄りは頭がかたいのか。多分お互いに違うというのを認めるのが和解の初めだろう。私自身はまだ、違うことにあうと不満でいっぱいになるのでまだまだと自覚した。両国の青年達、がんばろう。
次いての4日間はオウトコロンブというところで泊まった。今、フランスでは新しい共同体がたくさん出来ているみたい。まだ、私には共同体のことが分からないので、判断は保留する。
今回の旅を通していろんな勉強になった。この機会をあたえてくれた横浜教区、日本教会の寛大さに感謝。うちの教会ももう少し教区の事、行事に参加できたら良いなと感じる。
残念ながら、うちの青年の参加はなかった。
バザー実行委員長 鵠沼3区 清水 千明
恒例の藤沢教会バザーを10月26日に開催いたします。
今年のテーマは、次の2点といたしました。 「国内外で私たちの援助を求めている兄弟姉妹のために」「神の家の維持管理のために」
濱尾司教様が6月に藤沢教会にいらした時、「兄弟姉妹を助けるために条件は付けない」と話されたことを基に、福祉部を通じて、今支援を必要としている国へ、又近隣の施設等で援助を求めている方々への貢献と、神の家である私達の教会のために役立てたいと思います。
今年は鵠沼ブロックが担当となって準備を進めてまいります。バザーは皆様の多くのご協力を戴いて成り立つものですので、どうぞお力をお貸し下さい。
ここで3つのお願いがあります。
是非とも、皆様のご理解とご協力を戴き、一人でも多くの方が何らかの形でご参加していただけることを期待しております。バザーの成功のためにどうぞお祈り下さい。
大庭 竹内 宏美
7月27日(日)湘南台商店連合会のチャリティ納涼祭に、カトリック教会湘南台センターも、リサイクルコーナーで出店しました。売上金は湘南台商店会を通して、福祉協議会に寄付されるとのことです。
7月26日(土)の予定でしたが、台風の影響をうけて、翌日に延期されて催されました。のど自慢大会の舞台やスイカ割りなどの用意がされた広場には、私達のテントの他にも、たくさんのテントがはってありました。 暑い日差しのなかを男性の方達が力仕事を引き受けて下さり、大粒の汗を流しながらの作業は大変だったと思います。私達はお客様にたくさんの品物をみていただきたくて限られたスペースでしたが出来るだけ多くのものを並べました。開店前は、地域の方においでいただけるか心配でしたが、今年で3回目の出店だけあって昨年も来て下さった方が、多数おみえになり、和気あいあいとした雰囲気のなかでお買物を楽しまれていました。
“来年もまたお会いしたいですね”とお約束をしてお別れしました。湘南台センターのリサイクルコーナーも、おなごりおしいと思いながらもたそがれの頃には閉店です。残ったものを箱につめたり、荷物をセンターまで運んだりと後片付けも手慣れた様子であっという間に終わってしまおました。
皆様お疲れの筈なのに最後までにこやかに働いておいででした。買物に来て下さった方、品物を寄付して下さった方、おいしいものを差し入れて下さった方、沢山の人達のご協力があってのリサイクルコーナーでした。また、このお仲間と汗を流す事ができたら幸せです。そして、この幸せを下さった神様に感謝いたします。
福祉部 新村 満
JR藤沢駅北口からの遊行通りから右に入って境川にかかる大正橋を渡ったところの青木ビルの2階に、「地域作業所喫茶ポトピ」と1階に「ポトピ第2作業所がある」。在宅で「こころ」の病のリハビリテーションに励んでいる方々の通う作業所。
「喫茶ポトピ」は、喫茶と軽食の店。営業は火曜日〜土曜日、10時〜16時。メニューは、珈琲各種から紅茶・ジュースと軽食の各種。特に、火・水・木曜日は日替わりランチが飲物付きで600円。アートギャラリー喫茶として味も楽しみ、目も楽しめる。
「ポトピ第2作業所」は、軽作業と絵画・文芸などの創作作業を中心にした活動の場。西オーストラリア原産のプリザーブフラワー、ドライフラワーのように見えて生きているワイルドフラワーを使ったリースや各種の自主制作品、教会の売店に陳列・販売。クリスマス・シーズンには好評。
「日替わりランチ」をぜひお楽しみください。また、ギャラリーとして長さ8メートルの壁面を、絵や写真などの展示にお使いください。クリスマスのプレゼントにはぜひ、フラワーリースをどうぞ。これから作業所の母体「ポトピの会」の会員になってください。
喫茶ポトピ 28−5900、ポトピ第2作業所・ポトピの会 23−5780
教会では、昨年のバザーの収益などにより積み立てられている資金と、今後のバザーなどよりいただく資金の一部を用いて教会内外で福祉のための働きをしておられる個人及び団体の活動資金の援助をしていこうと考えています。現在そのための計画づくりを行っていますので、活動資金などを必要とされる方は、どうぞご遠慮なく福祉部までご連絡ください。限られた予算の中ですが、出来る限り多くの活動を支えていきたいと思います。
また同時に、資金面以外での協力もできるところから行っていきたいと思いますので、どうぞご連絡ください。
福祉部事務局・湘南台センター 電話 0466(43)2265
壮年部長 阿部 隆文
婦人部長 内嶋かほる
日中の強い日射しも和らぎ、陽もビルの谷間から丹沢に沈む8月2日土曜日の夕まぐれ男性4重唱の乾杯でガーデンパーティは華やかにオープンしました。
続いてテケテケテケテケテケと懐かしのエレキの響き、ベンチャーズサウンドバンドの強烈な演奏でサーフィンを踊る人、歌う人、はやくも若人、中年入り乱れて、出だしからこんなに盛り上がっていいのかと心配になるほど。
一方出店のほうは、カレー、煮物、焼きそば、唐揚げに南蛮漬け、今年の料理は精選料理、湘南の潮風を受けてビールや飲み物はいくら追加しても飛ぶ売れ行き。
飲んで食べるいとまもないほど舞台では、ハワイアンフラダンス、ベトナム3人娘ボーカル、花火に木管八重奏、極めつけのラテンダンスと演し物のつるべうち。ケルソ神父様もぴったりの浴衣姿でいつのまにかラテンのリズムの輪の中に。乗りに乗ってベンチャーズサウンドのアンコールというところで、アッという間に時間オーバーで、残念!幕引きになってしまいました。
昨年、O−157騒動であえなく中止になったガーデンパーティは今年は一昨年までとは大幅にリニュアルして再登場しました。 こういうアトラクションも変わりましたが、安いとは言えないパーティ券を事前に買えば食べ放題の従来のやり方から、当日すきなものをすきなだけ買うやり方に変え、誰でも当日すきなだけ楽しめるようにしました。
準備も簡素化した上、負担感の強かった地区割当の当番制を廃止し、お手伝いをしてくださる方を募る自由応募制にしました。
また外国人も同じ場で、共同で準備作業をして顔見知りになれました。オジサン、オバサンだけでなく、青年部の若い人にも準備や司会に一役買ってもらいました。
最後のあと片付けに携わって下さいました皆さん、ありがとうございました。今年は参加した人も、準備した人も、みんなが楽しんだ、パワフルなガーデンパーティでした。
教会は祈りの場であることはもちろんですが、ここに集うみんなが楽しく、仲良くなる場でもあると思います。来年のガーデンパーティはもっともっと楽しく、もっともっと仲良くなれますように。
六会 松尾 旬
のっけから私事の話で恐縮ですが、私は恐妻家です。何故か?妻が熱心な信者だからです。常に妻の言動が正しいからなのです。私も少しは抵抗しますが殆どの場合功を奏しません。現在あきらめの心境にあります。私がガーデンパーティーに参加するはめになったのも妻の次の一言のためでした。
「今日は教会のガーデンパーティーです。一緒に行きましょう」私は尻込みしつつ「いつも教会に行かないのにパーティーだけ行くのは恰好が悪い」「知らない人たちばかりだから」と小さく反論はしましたが、「そのような人に教会を知ってもらうためのパーティーです」と極め付けられ、しおしおと妻に曳かれて参加したような次第です。その様な私が、教会関係者の注目を引いたのか、「感想文を書け」との無理難題。いささかやけっぱちで書いています。
8月2日は、本格的な夏を象徴するように強い日差しが朝から照りつけ、本当に暑い日でした。傾く太陽にやや涼を感じながら教会の門を入ると、焼きそばの香りが鼻に飛び込んできて何だか縁日に来たような浮かれ気分になります。でもそこに見たのは、この暑さのなか朝からパーティーのために奉仕していられる大勢の人々の姿でした。皆さんそれぞれの役割を分担し楽しげに立ち働いておられます。(申し訳ないな− 皆さん有り難うお邪魔します)と小さくなって用意された椅子に座りました。
私が教会のパーティーに参加するのは初めてではありません。10年ほど前から2〜3度、神父様の造られる珍しいアイルランド風の料理や、手作りケーキが美味しいという風評に負けて、のこのこ出かけて行ったことがあります。その時の印象は素敵でした。私には見知らぬ人達ばかりでしたが、誰彼となく目が合えば自然に目礼を交わし、その瞳には、「よくお出でくださいました。どうぞ、どうぞ」という暖かい色が滲んでいて、門外漢の私もすうっとその雰囲気に溶け込むことができ本当に嬉しかった思い出があります。
妻の勧めもありましたが、今回私が参加したのも教会のパーティーの持つその魅力に魅せられてのことだったのかもしれません。でも今回は少し違っていました。どうも座り心地が不安定で、何となく落ち着きません。(どうしてだろう、何だか違うなあ、歳のせいかなあ)美味しいやきそばを頬張りながら(外国の人々がこんなに多く参加されるようになったのだから変わって行くのも当然なんだ)(これはこれで喜ばしいことであろうけど)(これが教会の理想の姿なのだろう)と私なりに納得はしましたが(何となく肌に合わないな、教会が段々遠のいていくな) というのが私の率直な思いでした。
それぞれの民族にはそれぞれの国の風土から培われた固有の風習・文化があります。信仰は、固有の風習・文化を種に花開くものでしょうか、それとも超然とその上の世界にあるものでしょうか。私にはよくわからない事ですが、楽しげに語らっている異国の人々のグループを眺めながら、前に何気なく読んだ「和風のイエスを求めて」という新聞記事のことをふと思い浮かべていました。
何だか変な方向にペンが走ってしまいましたが幻想の世界に誘いこまれそうになった優雅なフラダンス、小父様方の楽しげなコーラス(皆さんの笑顔がとても羨ましかった)本格的な管楽器によるセレナーデなどなど心から楽しませていただきました。暑い夏の宵の一刻をすばらしいものにして下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
2年 福田 真由
わたしは、7月20日〜22日に教会学校のサマーキャンプで、白百合の山そうに行きました。みんなとでん車で、はこねのごうらに行きました。さいしょはドキドキしましたが、楽しくていえのことをわすれていまいました。1日目はちょうこくの森、2日目は大涌谷、自ぜんけんきゅうかん、あしのこゆうらんせんなど、とても楽しかったです。
3日目はごうらのこうえんに行きました。あっという間に3日間がすぎてしまったけれど、思い出になったのでまた行きたいです。神父さま、リーダー、ありがとうございました。
4年 井上 紘奈
今年のサマーキャンプはとても楽しみにしていました。なぜなら、きょ年は、あのO157のために中止になったからです。だから今年は中止にならないようにお祈りをしました。キャンプで心に残ったのは、1日目の彫刻の森のネットの城と、2日目の山登りのことです。ネットの城は、ネットのあなをくぐって一番高い所でごろんとねころがりました。どきどきしたけど気持ちよかったです。2日目の山登りでは、山に登って草むらに入った時、くさいにおいが鼻にツーンときて草むらをこえると、岩に黄色の粉のような物がついていました。それがとても印象に残りました。
白百合女子大の山荘はテレビも見ることができて、のんびりすごせてとても楽しい思い出ができました。
5年 梅沢 聖一
7月の20日、21、22日の3日間、箱根にキャンプに行きました。いろいろ楽しいことがあってとてもおもしろかったです。 山荘に着く前に彫刻の森美術館によりました。ぼくは初めてきたのでおもしろい物がいっぱいあってすごいなあと思いました。
次の日にはケーブルカーとロープウェーで大涌谷と桃源台まで行きました。大涌谷では温泉があっちこっちにわき出て湯気とにおいがとてもすごかったです。その後自然科学館に行き、見学した後お昼ご飯を食べました。 桃源台では芦の湖で遊覧船にのりました。とてもすずしくていいながめだったです。
その次の日は強羅公園に行きました。自然がたくさんあってとてもおもしろかったです。 3日間ずっと楽しかったので来年もまた来たいと思います。
夏休み恒例の1年生夕涼み会が今年も8月9日に行われました。午前11時半、土曜学校、日曜学校の1年生が元気に集合、どの顔も真っ黒に日焼けしています。そのまま電車で湘南台の文化センターへ向かいました。文化センターの、水の流れる庭の日陰でお弁当を食べ、プラネタリウムへと向かいました。プラネタリウムでは1時間ほど真夏の星空の説明と映画を楽しみ、その後文化センターの様々な展示場で昆虫の世界や、世界の楽器、面白い車などで遊んだり、庭の人工の渓流で水遊びを楽しみました。
教会に帰っておやつをいただき、少し落ち着いたところで、いつもミサで歌っている「青空の下で」の手話をみんなで練習しました。はじめは難しかったけれど、3回、4回と練習するうちにすっかり上手になり、あまりリーダーの方を見ないでも歌いながら出来るようになりました。その後、伝言ゲームを土曜、日曜学校対抗で行いました。せっかく早く伝わったと思ったらトンチンカンな内容だったり、途中で何度も聞き直したりなど、みんなてんやわんやで頑張りましたが、5回戦の結果は2勝2敗1引き分けで仲良く星を分けました。
ゲームが終わったらお待ちかねの夕食です。お母さん方が準備してくれたカレーライス、みんなで外で食べました。ボリュームたっぷりのカレーでしたが、中には3杯お代わりした強者もいました。カレーの後のデザートのスイカ、とっても甘くておいしかったですよ。
食事の後、毎年マリア様の被昇天の頃の土曜日に行われている「ロザリオと光の行列」にみんなで参加しました。お聖堂から日本語とベトナム語で交互にロザリオを唱え、聖歌を歌いながら、一人ひとりがペンライトを手に「祈りの庭」のマリア様の前まで行列します。マリア様の前で最後の5連目を唱え、一人づつ手に持ったお花をマリア様の前に捧げました。
お祈りが終わった後は、最後のクライマックス、花火タイムです。光の行列に参加したベトナムの子供たちも混じって、歓声を上げながら花火を楽しみました。たくさんの楽しいことがあった1日も無事終わり、お迎えに来たお父さんお母さんと一緒に午後8時過ぎ帰途につきました。また9月から教会学校に元気な姿を見せてください!
青年部 元永けいこ
7月27日、チョイスミサが行われました。チョイスとは「青年のための、神と人々との関わりを中心に考え、分かち合う集い」です。(7月20日お知らせ参照)
毎年、この時期、藤沢教会でチョイスミサが行われます。チョイスミサに出席して思うことは、藤沢にはあまりなじみのない人達がいらして行われるミサでした。よく見てみると藤沢の青年の中にも参加経験のある人が大勢います。私がチョイスの人と会うチャンスといえば、阪神大震災以来、支援の一環としてミサ後、クッキーを販売している時でした。そのときも「藤沢教会の青年達」と「チョイスの人達」が、なぜか混ざり合わないこと。「チョイスにも参加し、藤沢教会にもよく顔を出す」という共通項を持ちながら、なぜかお互いの空気が流れないのです。とても不思議な光景でした。
昨年11月、私もチョイスに参加しました。参加してみて思うのは、みんな同じことを目標にしているんですよね。青年会だってチョイスだって、目的は各々が、各々の立場でできることを提供し合う、受け入れ合う、最終的にはそれが、神の道具となること。つまり真の平和製造機になることなんですよね。
「青年会」に関わっている人間として、また「チョイス」に顔を出した人間として、お互いが一つの出会いとなるミサのお手伝いができるなら、というところから今年のチョイスミサは出発しました。まず青年会に打診したところ、なかなか最初の一歩を共に歩みはじめる勇気がありませんでした。最終的には一緒にやる方向でがんばろうと決まったものの、普段顔をみてもあまり話したことのない人達が数人、そこに知らない顔の人達が現れ、またそれが毎回のミーティングに顔を出せるわけでもなく、青年側にとってもチョイス側にとっても意志の疎通がうまくいかなくてあたりまえの状況でした。それでも自分のやり方しか知らなかった者同志が全然ちがう方法を知るチャンスにもなり、お互いを知る一歩になったと思います。パフォーマンスや替え歌など、普段縁のない作業を通してその人の違った面を発見することもできました。椅子の配置など平常とは違う形のミサになることを心配して皆さんの了解を得て下さった李神父様の配慮や、何よりこのミサに参列して下さった皆様に感謝しています。
はじめは一歩後ろからお互いの様子を伺うような感じでしたが始めてしまえば、一歩踏み出してしまえば、新しい発見が自分を刷新してくれると思います。いつも自分のやり方で事を進めたら、固執していたら、気づかないうちに排他的になっていることでしょう。「新鮮だった、楽しかった、だけで終わらせるのではなく今のうちにおさらいして今後の活動に役立てたい」という感想も聞き嬉しいです。せっかく出会った人達と、もう1回その時のことを振り返り、また一歩進めるために工夫し合えたら素晴らしいと思います。
とにかく新しい出会いはありました。この出会いを生かすのは本人ではないでしょうか?是非また集まりましょう!
湘南台 野中 陽子
「あ!この神父様よ」八角形にゅーす、71号の表紙を見て、私は思わず小声で叫んだ。笑顔の写真と自己紹介文。「ケルソ神父」とある。
実は、その1週間前の土曜日、湘南台センターのミサで私は第1朗読の当番。早めに行ってリーフレットに目を通していた。翌日は聖ペトロ・聖パウロの祝日、その日曜日と同じ所を読むことになっている。
ところがである。ミサの開始5分前、大柄な神父様が、第2朗読の塚本さんと私の側に来て言われた。「今夜は聖ペトロ・聖パウロの祝日の前夜祭なので、ここを読んでください」と、部厚い聖書の頁を開いて各々渡された。その方が、ケルソ神父様だったのである。 私は今迄、何度も朗読奉仕をさせて頂いたが、直前の変更は初めて。ドキドキしながら指示された使徒行録の3章を、一度だけ目を通したところでミサが始まる。「今日の朗読は特別なので読む人は大変です。皆さん、よく聴いてください」と神父様。ペトロが、神殿の門の前で足の不自由な男をいやすくだり。「私には銀も金もない。しかし私の持っているものをあげよう。ナザレのイエス・キリストの名によって歩きなさい・・・」と、奇跡を行うところを、私は只、一生懸命に読んだ。いつもなら音声や間のとり方にも気を配るのだが、今回そのゆとりはなかった。
第2朗読もすんで二人共ほっとしたが、ことはそれだけで終わらなかった。説教に入るや神父様は「ところで皆さん、今日の第1朗読は、どんな内容でしたか?」と、流暢な日本語で問いかけられた。最前列の私は、あいにく神父様と眼が合ってしまい、指されてマイクまで渡されてしまった。
朗読の内容が直前に変更になった上に、その内容を改めて問われ、答える羽目になってしまったわけである。
マイクを手に少し考えて、何とか答えることは出来たが、これは私の日頃のミサの与り方や日常の人との対応の仕方に、大きな反省と3つの示唆を与えてくれた。
私たちは日頃、家庭や職場や地域活動をする中で「何でこういう人と一緒に○○をしなければならないのか?」と思うことがある。教会の中だって同じかも知れない。気の合わない代表選手(?)とも言えるペトロとパウロを、両方とも神様は必要とされたこの奥義、愛の広さと深さ。「でも議論するときは大いにしてください」と、神父様はニコニコしながらおっしゃった。
私が洗礼を受けた30数年前、ミサはすべてラテン語だった。私は1年たっても、デオ・グラチアス(神に感謝)しか覚えられなかった。するとあるシスターが教えてくれた。「それだけで充分よ」と。
デオ・グラチアス! ありがとう! ケルソ神父様
鵠沼3区 横井 節子
『現代と霊性』
今日、信仰を深めるとは
1、「旧約聖書に見られる神の霊の働き」
(アブラハムの体験を例として)その一部上智大学助教授 佐久間 勤
創世記13章から25章の間に書かれています。アブラハムは神の導きに対して素直に、神の言われることを信じ、実行に移していく、人間的な失敗もアブラハムには、それも神の責任だと思い一生を過ごすアブラハムの生き様、神に言われるままに、父の家、故郷を、妻のサライ、甥のロト、蓄えた財産を全て持って出発するアブラハム、神との約束を守り自由に命令を行動に移す。
英雄的な苦しい事でも実行して進んで行く、強い信仰、強い人間、神との約束(アブラハムと神との対話)は何時も夜行われた。
「幕屋から出て星を見なさい、あの星の数ほど子孫をふやしなさい」とか、「イサクを焼き尽くし神への捧げ物としなさい」と言われたのも夜の出来事です。
夜の外と言うのは、(月にうたれて病気になる)とか、夜の外は猛獣が飛びかかって来る為。
アブラハムの失敗は、妻サライがあまりに美しかったので2回「自分の妹」だと言った事で、1回目はファラオに2回目はアビメレクに、それはアブラハムの失敗だったが、神が助けて下さった。
2、イエズスの信仰生活とは
その一部
−公生活以前のイエスの信仰生活−
立教大学教授 佐藤 研
「カトリックの教義に反するかも」と、前置きをなさり、資料は無いが、ユダヤ教を基として、ユダヤ教の信仰生活、物の見方の根本的なものを通して
○割礼=生後1週間目(創17・12) (ルカ2・21)
普通は父親がするが、母親の場合もある。
専門家、医者らしい人もいた。
○命名=父親の役
「イエス」=「イエーシューアー(主・神、救いの意味)」=ヨシュア(ギリシャ語でイエスの意味)
○初子の聖別=神殿に行く
(出8・2−12) (ルカ2・22)
○教育=父親が2、3才の子供に十戒(出20)をおぼえさせ、教育の始まり、5才よりトーラーの暗記、トーラーを基にした教材。
13才で成人(律法の子)する。
トーラーを暗記しているので、神の恵みに対する事とか道徳的な返事はすぐ出来る様になっている。 18才〜20才は結婚の時。
○安息日=(マル2・27)
人の為に安息日がある。働くと罪になる。気候がきびしいので、休まないと死んでしまうから。
○過越祭=12弟子と共に、12部族の記念の日、出エジプトの出来事を予感させる行動。その他除酵祭・五旬節・大贖罪日と仮庵祭にはエルサレムに行き、「シエマー」「シエモネー・エズレ」「カディシュ」の祈りをする。
以上は、ユダヤ教の習慣なので、同様の生活をなさったであろう。
(今書きました30倍も40倍も良いお話がありました。機会を作って出席なさると良いと思います。)
藤沢教会が未来に向かってその在り方を考えています。そのことについて、考えてみました。
教会は「秘跡」を通して、人々にキリストの福音を伝えようとしています。その中で、「婚姻の秘跡」がどのように大切にされてきたかというと、少し寂しい感じがしました。結婚後、夫婦としてどのように生きるかは、非常に大切なことだと思います。しかし、教会でそのことについて、考える機会はあまりなかったように思います。
そこで、もう1度考えてみたいのです。それぞれの家庭の中で、「婚姻の秘跡がどのような形で生きているか、ということを。「互いに愛し合いなさい。これが私のあなたがたに与える掟である」とう聖書の言葉は、決して簡単なことではなく、私達が毎日の生活の中で、大きな決断を求められていることなのです。これは、考えとしてでも、理屈としてでもなく、それぞれの夫婦が、一致して生きることが、強く求められていることだと思います。つまり、キリストは「私が愛したように互いに愛し合って生きること」を私達に望んでいるのだと思います。
キリストに従って生きる喜びは。、時には、社会一般の常識と異なる場合があります。キリストは当時の社会から見れば、非常識な異端者だったでしょう。今日、社会の常識に敢えて逆らって生きることは、大変な勇気と決断が必要です。しかし、その生き方こそ、社会を変える、世界をキリストの望まれる世界に変えて行く、第一歩になると思っています。時代の要求に応えるとか、現代の社会に適応するとか、今日の人々のニーズに応えるとかは、キリストの望まれる方向と異なってしまうことがしばしばあるのではないでないでしょうか。時代の要求に応えるというより、キリストの望まれていることに応えるという生き方は、厳しさが求められるのではないでしょうか。洗礼を受け、神の子供として生きることを自ら選んだ私達は、この生き方を、喜んで受け入れる必要があるのではないでしょうか。
この生き方を、夫婦として体験的に学ぶことが出来るのが、今まで度々紹介してきました「マリッジエンカウンター・ウィークエンド」なのです。「婚姻の秘跡」を通して結ばれた私達が、まずどのように生きるかは、キリストが教えて下さった「互いに愛し合いなさい」という言葉を、毎日の生活の中で、どのように生かして行くかということから始まると思います。夫婦の関わりから、家族の関わりへ、そして、友人や職場の人々との関わりへと広がっていったとき、福音が実現していくと信じます。藤沢教会の未来を考える為にも、多くのご夫婦に、マリッジエンカウンター・ウィークエンドに参加してみることをお勧めします。
この秋には、11月14日(金)〜16日(日)に、東京吉祥寺で開かれます。
もし、お聞きになりたいことがありましたら、下記までご連絡下さい。
綿貫 明宏・光江 0467−31−1176
子安 敏雄・昭子 0467−44−6218
Sr我妻 志づ枝 0466−27−2787
3(水)6(土)10(水)17(水)20(土)24(水)27(土) 結婚準備セミナー午後7時
5(金)初金ミサ・婦人部例会午前9時30分7(日)ベトナム子供の日
韓国語のミサ 午後2時
12(金)敬老会・ミサ 午前11時30分
13(土)ケアセミナー 午前10時
14(日)ライトフォーライフコンサート
15(月)湘南台センター開設記念日
21(日)講演会 午前9時30分ミサ後
22(月)子連れで集まろう 午前10時
23(火)秋分の日・彼岸ミサ 午前10時
一粒会大会(横浜カトリックセンター)
28(日)子供と家族のミサ 午前9時30分
北1ブロック集会
第2回信者でない方の集い(教会ってなあに?) 開催のお知らせ 宣教部 日時 10月4日、11日、18日(各土曜日)10時〜12時 場所 当教会センターホール お話 バーガー神父、大泉さん、萩田さん 信者でない配偶者(ご主人様または奥様)、ご親族、親しいお友達をお誘いして、ご一緒に、気軽におでかけ下さい。キリスト教とその教会についての常識をわかり易く、お話しする文化講座。信仰をもって頂くことを目的としない明るく楽しい集いです。 お申込みは教会事務所まで。 |