八 角 形 に ゅ ー す
1998年9月5日
聖シモン&聖ユダ
藤沢カトリック教会
お別れに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョン・バーガー神父
バーガー神父様の送別にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・教会委員長 牧野進一
素晴らしい置土産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 梅田文一
ご飛躍に期待・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼 大谷浩洋
お世話になりました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聖母カテキスタ会 小林 照
YOU MORE・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂3区 鈴木和子
バーガー神父様へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 デシルバ・ロバート、治子
すてきなプレゼント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂2区 中山幸江
神父様への感謝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鵠沼1区 野澤まり子
思いつくままに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂2区 本多正昭
バーガー神父様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大庭 八木 恵
ガラハ神父様の近況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 牧野進一
ガーデンパーティー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・壮年部長 篠澤敏雄
ガーデンパーティーに参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・婦人部 清水裕子
ガーデンパーティーが教えてくれた −人は皆同じ−・・・・・・・・・・・鵠沼1区 上條 俊
スカウト・キャンポリーに参加して・・・・・・・・・・・・・・・・・・トーマス・テハン神父
スカウト・キャンポリー参加報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カブ隊副長 岡田芳明
ロザリオの日本的な唱え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・湘南台 笠島真佐恵
なぜ?教区典礼委員会なのか(その4)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北1 岡村 正
キジト神父さまからかさねてのお礼状・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻堂1区 浮田久子
地球は今・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・環境委員 平野和子
お別れに
ジョン・バーガー神父
神学者、ジョン・ソブリノ師は、かの有名な大司教オスカー・ロメロと一緒に生活し、仕事をしていたことがありました。1981年中米のエルサルバドルで殺害された大司教です。後に、ソブリノ神父は次のように語っていました。「ロメロ大司教のような方と共に生活する機会が与えられたことは、大きなお恵みでした。彼は、私をより人間らしくして下さいました。人を人間らしくする方に出会う時、そこには、神が共におられると言われています」。
私は、藤沢に在任中、多くのことを学びました。この五年間、信仰のうちに、小教区の皆様と共に歩んだおかげで、以前より人間らしくなったと思います。これは、神様のご計画ではなかったでしょうか。
私が別れの挨拶を、新しい司祭が着任の挨拶する日がまもなくやってきます。
司祭も、信徒も、少し不安を感じる時です。全てのことが順調に行くように願っています。共同体にとって大切な時期でもあります。
主任司祭が代わることは、小教区の方達に、これまで抱えていた問題を省み、考え直す時間が与えられると思います。例えば「ここはどのような小教区になりますか。藤沢教会のユニークな点は何でしょう。この小教区の特性は何ですか。あなたは新主任司祭にどんなことを知ってほしいですか。新主任司祭は、どこにエネルギーを注ぐでしょうか」。もちろん、新主任司祭は、どのようなことに取り組むか見極める必要があります。彼は、小教区のどの局面を優先させるか、彼自身の考えを持って臨むでしょう。
小教区の統率は、主任司祭だけでなく、司祭たちだけでなく、スタッフだけでもなく、もっと多くの人達に依存しています。小教区の為に、進んで時間と能力を与えてくださる人々が必要です。主任司祭は、ボランティアの方達を求めて、小教区全体に呼びかける機会を持つでしょう。私は、少しでも多くの方々が、この呼びかけに答えてくださることを期待しています。
私が、神学校にいたとき、祈りについて、また神学について多くのことを学びましたが、小教区の管理の仕方については、ほとんど教わることはありませんでした。如何にして、小教区の仕事を委任するか、また、如何にして他人と協力し合って仕事を遂行するかを学ぶことは、今日、小教区の司祭にとって大切な役割といえるでしょう。
有能な主任司祭は、ボランティアの指導はもちろん、彼らに対して、いつも温かい気持ちで感謝する方法を知っています。
神学校のコミュニケーションの授業は終始、説教のための授業でした。しかし、説教以外のコミュニケーションも大事です。もし、小教区の中で、何が行なわれているか理解していない人がいたら、どのようにしてそれをわかってもらえるでしょうか。
小教区を、信仰深い人々のカトリック共同体にするために、何が必要でしょうか。お祈りですか。福音を宣べ伝えることですか。信徒の祈りの生活ですか。カトリック教義を伝えることですか。困っている人達に忠実で寛大な奉仕をすることですか。教会に始めてきた人達を誰でも歓迎することですか。これら全てのことが大切であることは間違いありません。
しかし、私は、小教区の中での充実した典礼と祈りの生活、内容豊かな説教、小さな共同体を育てること、協力的な管理と活動が先に上げられるべきだと思います。子供や大人に対しての信仰教育が必要であることはいうまでもありません。
司祭の数が減少し続けていますから、主任司祭の懸念を善処する唯一の方法は、現在の小教区組織の中にある地区共同体を育成することです。そうすることによって、共同体の中におられる神の手が差し伸べられ、お互いに豊かになれるでしょう。
しかし、信徒同士の間では、遠慮がちになり、実践することは難しいようです。同じように、信徒が福音を宣べ伝えることに消極的なのは、日本に限ったことではありません、人が、最初にキリストに惹かれたのは、教義によってではなく、キリストとの人間的な触れ合いからでした。カトリックでない人達に、抵抗を与えないよう、良く考え、計画して宣教することは、小教区の大事な役割です。
藤沢教会を離れるにあたって、私はやり残したことが沢山あることに気づいています。藤沢小教区は次のことを問い続けなければなりません。「若者はどこにいますか。何故、非常に多数の信徒が、簡単に教会に来ることをやめてしまうのですか。何故、ごく一部の信徒だけが沢山の仕事をしたり沢山のお金を負担するのですか。どのようにして、言葉や文化の異なる外国人と一つの共同体になれるでしょうか」。これらは大きな問題ですが、皆様がこのことに積極的に取り組んでくださっているのを見て、私は希望をもっています。
確かに藤沢教会はすばらしい小教区です。前にも述べましたように、私は、藤沢で司牧したおかげで、人間らしくなることが出来ました。皆様の中にも、私と知り合った為に、これまで以上に人間らしくなったと感じる方がいらっしゃるなら、大変嬉しく思います。
バーガー神父様の送別にあたって
教会委員長 牧野進一
ご存知のように、三年間の藤沢教会での主任司祭を9月で終えられ、バーガー神父様は9月30日に日本をお発ちになり母国米国で、コロンバン会の会報編纂責任者の重責を担わられることになりました。
神父様はご着任後五年間、また主任司祭になられてから三年間という比較的短い間、この教会で我々信徒を導かれたのですが、そのような訳で、我々としても最初にお伺いしたときには耳を疑ったわけです。ちょっと早いとは思いますが、思い出のなかから印象に残ったことを述べてみたいと思います。
神父様は、我々教会のため、その信徒のため、また日本社会のためにいろいろとお気を使っていただきました。私も役目柄色々と神父様とご相談をさせて頂きました。その中で、本当に人の為に働かれておられる神父様を感じるのでした。
例えば今行われている、センターの台所工事ですが、衛生問題を指摘されて、、次の大きな行事に有効に使っていただくよう、急いで具体化検討を進めたわけです。神父様からは、皆様に十分に協力をお願いし、しかも教会内に熟知するようにご指示を頂きました。これも教会内の「ともに」を強調された一つのエピソードでした。
そのように神父様は、藤沢教会でのお仕事の「途上」でのご転任ですので、仕残したお仕事もあったと思います。我々は今後とも、神父様のご意向を最大限に生かして、その築かれた「意志の通じ合う温かい教会建築」の為に、一層の努力を重ねていきたいと思います。先に壮年部の会合でも、「大きな教会だからこそ、一人一人へのケア、教会にこられた方の受け入れ改善」に一層のご要望をいだいた次第です。
今月末で藤沢教会の任期を終えられるわけですが、これからは母国アメリカのネブラスカ州オマハにあるコロンバン会米国本部において先にご紹介致した重責を担われることになられます。
ネブラスカ州は、米国のほぼ中央部に位置しています。オマハは人口40万程度とのことで、大きさは藤沢市程度かと拝察します。 この辺は広大な米国穀倉地帯にあります。神父様にお伺いすると、大都市シカゴから500マイルとのことです。
大陸の真中ですので、夏は暑く、冬は寒いと思います。くれぐれもご自愛を頂き、新任地での益々のご活躍をお祈りして、筆を置きたいと思います。
素晴らしい置土産
辻堂1区 梅田文一
バーガー神父様は私達に素晴らしい置土産を下さいました。それは「1年で聖書を読む」1年間の計画表です。創世記から詩篇箴言を交え黙示録まで毎日3カ所づつ読み続けると1年間で初めから終わりまで読み通すことになる計画表を何年か前の八角形にゅーすに毎月掲載されて私達に教えて下さいました。
初めてこれを見た時、私は本当に素敵な方法だと感激しすぐさま飛びついたものでした。毎日欠かさず続けることは正直いってかなりの時間と努力を必要とはいたしますが、しかし、簡単に手軽に聖書を全部読もうなんて考えることは論外なことでしょう。相当の時間をかけて努力をしてこそ実りが得られるのではないでしょうか。 それにしてもこの詳しい年間計画表を作成された神父様のご苦労の程は如何ばかりだったでしょうか。
1年間続けて読み通した時のうれしさ、そして更にまた1年と続けてゆく覚悟と努力は大切なことでしょう。そしてその度に何時もバーガー神父を想うでしょう。このように聖書を読み続けることによっていつまでも神父様と私達が結ばれていることを感じますと、これこそ私達の神父様よりいただいた一番素晴らしい置土産と思います。本当に有難うございました。
以前レジオ・マリエの集会で何回か神父様と二人だけでロザリオのお祈りをしたことがありました。ある時こうして梅田さんと二人でいると私はお父さんと一緒にいるような気持ちがしますとおっしゃたことがありました。私はジーンと心にしみ通るうれしさを覚えたことがありました。
想いはつきません。神父様のますますのご活躍とご健勝を心よりお祈り続けます。
ご飛躍に期待
鵠沼 大谷浩洋
聖書講座のある日、ヒマラヤの山岳写真をお見せした折り、『空はこんなに碧いの?山奥にある寺院の壁や屋根の色は何色?』突然こんな質問をバーガー神父様から頂きました。お忙しいお務めの合間に寸時を割かれて、絵を描かれるご趣味を持っておられることをこの時初めて知りました。
五年前、難病に罹っていた妻に洗礼をいただき、お見舞いにも度々来ていただいたことが、ご指導を頂くことになった始まりでした。 病院への往復の車の中での会話から、私どものことを深く理解され、適切なお見舞いのお話を沢山いただきました。その後日本の習慣による命日の祭事のおりにも、彼女の生前の元気であった頃のことによく触れて下さいました。
日曜日のミサに、彼女の代わりにという気持で参列させていただいておりましたが、一方でなぜ彼女がキリスト教に入信したのかを知りたい気持ちもありました。ある時神父様が、遠藤周作の作品を薦めて下さったことがきっかけで、神父様がご指導しておられる聖書を読む会の講座に参加させていただくようになりました。決められた曜日になかなか都合がつかず、欠席が多くなりがちなので、講座の開催曜日が異なる藤沢教会と、湘南台センターの両方の講座に出させていただきました。ヨハネ福音書に続いて、モーセ五書、士師、サムエル、列王と歴史書を、次いで予言書イザヤ迄、96年初め頃から四年にも亘って楽しく学ばせていただきました。判りやすい解説と、神父様ご自身の解釈や、ウイットに富んだ挿入(脱線) のお話等々で、毎回時間が絶つのを忘れる一刻でした。最近では万難を排して出席するよう努めており、楽しみにもなっておりました。 全く素人の小生の突拍子もない質問にも常に丁寧にご説明していただき感激しております。
この程のご栄転の報に接し、親しくご指導を頂いてきたご縁が切れてしまうことの戸惑いと、教会が急に遠くなってしまう錯覚におそわれて、しばし茫然としました。しかし、今回の移動は、教会・教区間の移動ではなくて、コロンバン会全体の中で、バーガー神父様の持っておられる力量を、より大きく活用される為のものと推察し理解しております。より高く、より広い立場からのご指導を賜わる為の、ご飛躍の一ステップとして、ご栄転を祝い心からお慶び申し上げます。藤沢教会で多くの貴重なご教示とご指導を賜ったこと、学びの機会を与えて下さったことに深く感謝いたします。そしてまた素晴らしいお話と素敵な作品を拝見する機会が、近い将来にありますことを念じ、神父様のご健勝とご多幸を衷心よりお祈り申し上げます。
お世話になりました
聖母カテキスタ会 小林 照
ある日突然、ジョン・バーガー神父様、米国へご転任というお知らせを受けました。本当に驚いております。藤沢教会での神父様ご在任は約五年位と思いますが、ようやく信徒の皆様とも広く馴染まれ、これからという時、神様の計らいは別な形での使徒職それもか彼方へ、残念でもあり、日本の宣教にとって惜しい思いでございます。でも生涯、神のみ国のため奉献された身分として、新しい歩みに神様がきっと豊かな祝福で満たして下さいますでしょう。
またこの度、教会報編集部よりのご連絡で、バーガー神父様への感謝とお別れの特集号のため投稿を依頼され、さて、さて、と戸惑いを感じている次第です。私も藤沢教会の信徒の皆様とお別れして早や10カ月が過ぎ去ろうとしております、小教区共同体として信徒と聖職者がそれぞれの役割を果たし続け、刷新を目指して活躍されておられる各グループを懐かしく思い出しております。その素晴らしい教会で、バーガー神父様と約四年程ご一緒に働かせて頂きました。何時ももの静かな雰囲気のうちに奥深く秘められた使徒職に生きるその熱意、神のことば、福音を鳴り響かせる落ち着いた姿勢、人々に感動を与えておられることが伺えました。生活様式の中に伺われる繊細な感性など特有なセンスの持ち主でいらっしゃると感じております。
またある時、私が名古屋本部の建築委員として(自分の休みの日)毎月二回名古屋に三年間通わせて頂きましたその折り、神父様は本部に近づくと本部に行くようになりますよ、と声をかけてくださったことを思い出します、本当にそうなりました。しかし私の望みは、使徒職に召された者として世の現実のなかに根をおろし(奉献生活)世の人々とともに生きることが唯一の喜びです。
バーガー神父様も、きっと、宣教師として働くことが大きな希望と喜びであると思います。日本語でご苦労も多かったことでしょう!神父様のこれからのご使命が、神の栄光の輝きとなりますよう、心よりお祈り申し上げております。
神父様お世話になりました。お幸せにお過ごし下さい。
1999年8月23日
YOU MORE
辻堂3区 鈴木和子
バーガー神父様の突然のご帰国の報で、淋しさが胸一杯にあります。
神父様は自己紹介で、「私の名前は、バーガーです。ホットドックではありません」とおっしゃって、一同を笑わせて下さいました。 その後、八角形にゅーすに「コロンバン会員は、自分達は温かさと外交的なものがあると思っている。コロンバン会司祭館には歓待とユーモアが満ちている」と書いておられましたが、バーガー神父様は本当にこの通りの方だと思いました。お優しい笑顔に、ひょいと出るユーモア、神父様を思い出すと、私の心にもユーモアが飛び出すことでしょう。
バーガー神父様へ
辻堂1区 デシルバ・ロバート、治子
「私はハンバーガーのバーガーです。覚え易いでしょう」と自己紹介をなさった神父様が、再びハンバーガーの国へお戻りになります。教会内外で淋しい思いをなさる方々も多いでしょう。
いつも穏やかで、優しい神父様は教会の神父様でいらっしゃると同時に、夫側の親類が近くに一人もいない私達家族にとり、頼りになるお兄様、おじ様のような存在でした。
教会の中で、神父様は多くの愛の行いをして下さいました。例えば、皆さんを喜ばせようとなさる神父様の愛と、持ち前のユーモアのセンスが融合してバーガー・プレスリーの舞台は、何度見ても楽しく、神父様の大ファンがいるようになりました。人々の気持ちをなごませる神父様のユーモアは、生まれ持ったタレントであるかもしれませんが、それ以上に、それは人々への愛から出て来るものであるのが感じられます。
素敵なユーモアとともに神父様の私達へのプレゼントは、いつも聖書と私達のふだんの生活を結んで下さったお話だったように思います。よくご自身、またご自分の家族の上に起こった出来事や経験をお話の中に織り込まれました。そのようにすることで、イエス様の生きた時代に、何も共通点がなさそうな現代を重ねて見せて下さいました。宗教が年中行事化され、人々の心の中に入って行かないかのような日本で、いかにクリスチャンとして日々の生活を送るかは難しいこともあります。そのような時、神父様のお話を伺うと、2000年の時代の隔たりを越えて、私達が聖書の中で生かされ、イエス様の弟子として、現代との間を行き来していることが分かります。
バーガー神父様は、私達とともに大小様々な多くの苦しみと喜びを分かち合い、皆を愛するために日本に来て下さいました。今後、周囲に山も、海もない広い草原の中の街へ移られても、藤沢の私達はいつもイエス様の元で一つでございます。
神父様、ありがとうございました。
すてきなプレゼント
辻堂2区 中山幸江
バーガー神父様が藤沢教会にいらっしゃってまもない頃のことでした。仕事のことで悩んでいた私に、バーガー神父様はこう言って下さいました。「ローマのパパ様だって、日に二、三回は心にそわないことをして、ベッドに入ってから、神様におわびしてお休みになるとおもいますよ」。
神父様や司教様を通り越して、いきなりパパ様であったことが、私にはとても新鮮でした。落ち込みそうになった時、この言葉を思い出して何回勇気づけられたことか・・。
こんなすてきな言葉のプレゼントを下さった方が、遠くへ行ってしまわれることは本当に悲しいです。でもバーガー神父様でなければ出来ないお仕事の為に、神様がお呼びになったのですから、私達は耐えなければなりませんね。アメリカですばらしいお仕事をなさいますように、お祈りしております。
神父様への感謝
鵠沼1区 野澤まり子
去る日曜日の御ミサの後、突然バーガー神父様からご転勤のお知らせがありました。
一瞬のざわめきと驚き、そして私の脳裏を横切ったのは「淋しさとハンドベルはこれから如何なるのかしら」
リン リーン リリリン リーン、月二回の練習日は一年を経過し少しづづ皆の心が通い合い美しい音色が時折り出せるようになりました。ベルの音の神秘な奥深さ、曲を奏でる全員の緊張の中にも、美しく調和し響いた時、我を忘れ皆の心が喜びと感激に満ちる、このような違ったもうひとつの音楽の勉強のチャンスを与えて下さった神父様に感謝の心が溢れて一ぱいです。
去年の敬老会で神父様とご一緒に演奏させていただき、今年もまた9月10日に二回目で最後の舞台をご一緒出来ることを楽しみにしております。
神父様が去られてからもますます皆一つになり再びお目にかかれた時すばらしい演奏をお聴かせできるようにベル一同皆で努力して参ります。種々な方面でのデリケートでおやさしくお導き下さったこと、本当にありがとうございました。感謝をこめて。
思いつくままに
辻堂2区 本多正昭
バーガー神父様と、色々な場面で話すたびに感じたのは、頭の良い方だな、ということであった。
うまく説明出来ないが、神父様の返答や質問に、こちらの話を誠意を持って真面目に聴き、大きな国語辞典にある一番目の意味で、きちんと『理解』して、その上で、ご自分の思考を適切に加えられているのが感じられるのであった。
勿論、頭が良い人だけを神が愛し用いられる訳では断じてないが、神父様との対話には、一種の気持ちの良いものがあった。
またこれも、そのことと、神がその人を愛していることは関係ないと思うが、神父様がものを考えながら話す時のそうぼうの美しさは正にエメラルドのようであった。
“この神父は、映画の世界でも神父の役で十分使える”などと不謹慎にも、告解場で神父様のご助言を聞きながら思ったりもした。
神父様が我が教会の主任司祭を引き受けて下さった時、我が教会は元気のない時期であった。神父様は試練の中にあった我が教会の十字架を担い支えて下さった。
「私は自分の意見を述べる時、『これはキリスト教ではなく、あくまで、バーガー教ですが』と冗談を言うことがあります」。と言う話をされ、“高い高い山”本当に生まれ、生活し、十字架につき、復活し、弱虫の弟子達を強き者に変え、今も教会を導いているイエス・キリストに目を向けさせて下さった。
母が病に倒れた時、すぐに見舞って病室で御ミサをあげて下さったこと。転任の辞令が出た時のこの教会を離れたくないという表情と、教会への愛情の感じられる挨拶。個人的に天国について話を聞いた時のこと。・ バーガー神父様との思い出は多い。
神父様には、益々のご壮健とご活躍と、近い将来再び日本にそしてなるべくなら藤沢に戻って来て下さることを希っている。
バーガー神父様
大庭 八木 恵
この度はご栄転おめでとうございます。
私はこの藤沢教会に転籍してわずか二年数カ月ですが、その間にバーガー神父様から信徒として本当に何が大切なことであるかを教えていただくことができました。
私が結婚を機に藤沢教会へ籍を移した頃のことです。「藤沢教会へようこそ」と迎えて下さった神父様は、温かく優しい目をされていました。婚姻の秘跡や式次第についても丁寧に教えて下さり、何分初めてのことなので分からないことのあった私も神父様とお話していると、勇気づけられ、祈り導いていただいているという気持ちになることができました。
バーガー神父様を心から信頼していた私ですが、一方で、優しさ温かさの中にも信仰に対する厳しさを感じたことがあります。それは、挙式前日のゆるしの秘跡の時と、結婚式でのお説教の時でした。 全く違った環境にあった二人の人間が、一つの人生を共に歩んでいくことの大変さと責任、そして、それも神様のみ前で誓うことの意味。結婚講座も受けて頭では分かっていたつもりでしたが、改めて、バーガー神父様からじっくりとお話をいただいて、バーガー神父様のご指導のもと、「こんなに小さな私ですが、真剣に祈り、神様のみ旨にかなう者となれますように」と改めて思ったことを今でも憶えています。
バーガー神父様に司式をしていただき、素晴らしい結婚式を挙げることができた私ですが、嬉しいことに昨年の12月には長男に洗礼を授けていただくこともできました。今年12月出産予定の次の子どもも是非バーガー神父様に洗礼をと思っていたところ、ご栄転なさると聞き、嬉しくも大変残念に思っています。
転籍してから、結婚式、長男の洗礼と人生の節目をいつもバーガー神父様に導いていただいた私ですが、私には神父様から出していただいた大きな宿題がまだ達成できていません。その宿題は「家族三人、信徒としての生活を大いに期待しています」というお言葉をかけていただいた時から始まりました。未熟な私達家族三人には神父様からいただいた大きな宿題はなかなかできそうにありませんが今まで教え導いていただいたことを糧に、力を合わせて小さなことから一歩ずつ進んでいきたいと考えております。バーガー神父様、どうぞ、私達を見守っていて下さい。時間はかかると思いますが、いつか誉めていただける信徒になりたいと思います。
最後になりましたが、神父様のますますのご活躍とご健康をお祈りしております。
ありがとうございました。
ガラハ神父様の近況
辻堂1区 牧野進一
先日、皆様からの心のこもったお祝いの言葉を携えて、ガラハ神父様にお目にかかることができました。ガラハ神父様からは皆様へのお礼を託されました。
神父様は、今アメリカのサウス・ダコタ州の小さな町デスメット(De Smet)という教会にお一人で仕事をされています。他にも二つの隣町の教会を受け持っておられ、都合三つの教会を回られています。毎週毎週、土曜日午後1回と日曜日午前二回のミサをそれぞれ違った教会に出向き、立てておられます。
神父様は三つの教会を巡回されているために、大変お忙しい毎日のように拝察されます。週に二回程度はホンダの車のガソリンを入れなければならない程走り回っておられるそうです。
教会の特殊性として、人々の急病などで夜間呼び出されることもあって、お一人でやっておられるので、大変そうにお見受けしました。特に人口の規模はそれほどでなくても、地域は広いところですし、また、夜になると街灯など全くなく、道が真っ暗になってしまい、方向確認が難しくなってしまうことは大変困ると言われていました。我々では山の中の道を車で走るときに経験することはありますが、普段はあまり経験しない、大気のきれいな、本当に静かな環境を楽しんでおられるようにも想像しました。
そのような中で、神父様はご着任後もう半年を過されれているのですが、地域の方々とのスクラムを組まれ、日夜アメリカの友の心の糧となっておられました。
デスメットの町は、人口数千人(といっても低いほう)、両隣の町もそのような規模で、中心産業は農業、それもトウモロコシが主産業になっているところです。日本ですと風光明媚というように山あり谷ありが期待されますが、この辺はほとんど平らです。せいぜいあっても数十メートル級の山です。冬は零下20度を越すこともある内陸です。
米国の中心から少し西というところで、近くの日本からの国際空港は、ミネアポリスになります。
さて、ガラハ神父様は時々日本から連絡があることを大変楽しみにしておられます。そして藤沢教会で長いことお過ごしになったので、皆様の動静を気にかけておられます。
時には、ガラハ神父様に病気のためのお祈りをお願いする方もおられるとのことでしたが、神父様からの小さな苦言として、その後、治られたのか、亡くなられたのかの情報がなく、お願いされる方は、その後、お礼も含めて神父様に情報も彼に差し上げるとよいのではないかと思います。
いずれせよ、神父様は今ご多忙です。その生活をご自分で面倒見ておられます。
神父様のご活躍のためにお祈り下さい。
ガーデンパーティー
壮年部長 藤沢1区 篠澤敏雄
8月7日、国際ミサに引続いて、恒例のガーデンパーティが行なわれました。台風の余波で激しい夕立があるなど、大変心配した天候も神様のお恵みでパーティー開始時には、すっかり回復し絶好の納涼日和となりました。今年は大聖年に向けて「小教区の回心の年」との位置付けであり、バーガー神父様と教会委員会の意向を踏まえ、「国際交流」を例年以上に強調し、外国コミュニティの人達と一緒に「料理を作る・売る・食事をする・遊ぶ」をテーマとして全信徒の親睦と交流を図ることと致しました。
内容としては、八カ国参加による「国際屋台村」を開設し、ペルー〔エスカベチェ〕・コロンビア〔アロス・ア・ラ・ハルディネラ〕・アルゼンチン〔ミラネサ・デ・ポーショ〕・フィリピン〔フイッシュボウル〕・ベトナム〔春巻き〕・韓国〔チジミ〕・アメリカ〔ホットドック〕・日本〔カレーライス〕を準備して頂きました。
会場は熱気が感じられるほどで、各国の料理は900食準備したにもかかわらず、僅か1時間程度で完売となってしまいました。飲み物も、好評の生ビール、そしてワイン、ジュース類も予想以上の売れ行きでした。「国際屋台村」は、今年が初めての試みでもあり、国際部の協力を得て、6月より準備を開始しましたが、外国コミュニティーの関係者の方々も大変意欲的に取り組んで頂き、極めてスムーズに準備が進みました。料理関係は、婦人部有志の方々と外国人の方が、和気藹々で仲良く楽しみながらの作業のようでした。
また、各国の売り場には、壮年部の人が売り子を勤めるなど、外国人を含め交流と親睦が深まったものと思います。
今年のアトラクションは、沢山の人に参加し楽しんで頂くために、フラダンス・サルサダンス・バンブーダンスを準備しましたが、神父様方の参加も頂き、近年になく参加者は多く、大変な賑わいで大盛況でした。お子様向けの「花火大会」は子供会に準備して頂き、花火を楽しむ子供達の顔は輝いておりました。
広場では、総務部を中心とする壮年部有志により、1週間前より整備して頂いた緑一杯の庭の中で、ご家族、友人、知人それぞれが美味しいお料理を食べながら楽しげに歓談されておりました。バーガー神父様にとって藤沢教会最後のガーデンパーティーに相応しく最高の盛り上がりで、時間の経つのも早く、あっという間の2時間でした。時間延長の声もありましたが、近隣への配慮もあり惜しまれながら予定の8時に幕を下ろしました。
全体観としては、藤沢教会の力強いパワーを感じると共に、「国際交流」が一歩前進したように思われますし、これを機に更に輪を広げ、充実することを期待したいものです。
素晴らしいパーティーが実現できましたのも、神父様初め多くの関係者の皆様のご協力と、神様のお恵みのお陰と感謝いたします。
ガーデンパーティーに参加して
婦人部 鵠沼3区 清水裕子
8月7日(土)に本年度は、国際屋台村という名のもと、例年以上の外国コミュニティーの方々の参加の中で、ガーデンパーティーを行なうことができました。婦人部といたしましては、例年ですとお手伝を多数の方にお願い致さなければなりませんでしたが、本年度は各コミュニティーの方々が中心になりお料理を作られたので、それぞれのコミュニティーにお手伝いという形で数名ずつ参加いたしました。外国コミュニティーの方と一緒にお料理を作るということで友好が図られたのではないでしょうか。また、今までですとお手伝いに忙しく、ガーデンパーティー自体を楽しむ時間がなかった方も、本年度は、ゆっくりとダンスに参加したりお食事をいただいたりとお出来になったのではと思います。皆様ご協力ありがとうございました。
ここで、各コミュニティーからのコメントを紹介させていただきます。
ベトナム
フィリピン
南米
韓国
以上ですので、問題点、反省点は来年に向け課題にしていきたいと思います。
ガーデンパーティーが教えてくれた −人は皆同じ−
鵠沼1区 上條 俊
8月7日(土)ガーデンパーティーが行なわれました。前日国際部の下村氏より「パーティーでハワイアンを企画しているのでギターをお願いしたい」との申し出があり快く「私で役に立つことならやります」と承諾の返事をしました。当日は朝8時からペルー料理の手伝い、ベトナムの春巻き用のたまねぎのみじん切り、テント、椅子、段ボール箱づくりと設営の手伝い、昼には家に帰って着替えと靴をもって再び教会へ、そこでウクレレと音あわせをして打合せ。民族と国籍を超えたパーティーがはじまりました。ハワイアンの曲を弾き乍ら踊ったり歌ったり、序々に曲も各国のが出はじめ、バンブー踊りを足踏し乍らやりました。ベトナム、フィリピン、コロンビア、アルゼンチン、日本とみな出てきてディスコ、マンボ、ツイスト、フラダンスと見ていてつい踊りたくなるようなムードの中いつもは国と国の習慣が違うため、交流がなかったが、今日の彼等は一緒になって踊り出し、みんなで参加して、年齢も、国も、男女も、地位も全く関係なく楽しみました。お互いに楽しいことは楽しい。嬉しいことは嬉しいとして、互いに肩に手をやり笑顔で輝いていました。
日本には盆踊り、ブラジルはサンバ、メキシコ・ペルー・コロンビアはサルサ、アルゼンチンはタンゴ、スペインはマリアッチ、ハワイはフラダンスと各国、いろんなお国がらの踊りがあります。私もメキシコやアメリカで昔覚えた踊りを踊り、とても楽しかった。
きっと、皆こんなに楽しい踊りや、あの人も、その人も踊っているので、さぞかし驚かれたことと思います。
日頃のストレス発散にとても効果があったと思います。はじめは皆んなはずかしがったり出てきませんでしたが、一人踊り出し二人になり、もう一人加わって、もう一人と、とうとう十人以上になってしまいました。
やがて二十人以上の人が曲に合わせて踊っているムードは、さぞかし驚かれたことと思います。みんな友達です。これを機会に教会で会う人々は、お互いに共同体の一員であることを自覚してよいと思います。
私はこんなに楽しく、みんなの笑顔が輝いていたパーティーははじめてでした。
そうです。ストレスを発散して自分が楽しければそれで十分です。 それがこのパーティーの踊りなんですから。みんな気軽に声をかけられるようになったと思います。何かベルリンの壁がなくなったような感じかも知れません。来年もまた、皆さんの輝く笑顔が見たいと思いました。みなさんありがとう,国際部の皆さま有難う。
バーガー神父様ありがとうございました。最後に教会の次の世代を担う若者に彼らが参加する仕事やイベントを与えてやって下さい。
カトリック・スカウト・キャンポリーに参加して
トーマス・テハン神父
カトリック・ボーイスカウト藤沢16団創立25周年に当り、平岡団委員長をはじめ皆様おめでとうございます。
藤沢16団が創立されて間もなく、1977年3月に藤沢カトリック教会の主任司祭として藤沢へ赴任して参りました。その時も今も私の大好きな活動の一つは、大自然の中でキャンプすることです。 この夏8月1日、道志の森キャンプ場で、第7回全国カトリック・ スカウトキャンポリーが開催され参加しました。藤沢16団は、随分成長したと思いました。スカウトのメンバーが増えたということではなく、団として皆がよく協力していて、余裕がある楽しいキャンプでした。「神と人とに仕える」ボーイスカウトの精神をあかしした感じでした。藤沢16団の素晴らしいところの一つは、、メンバーが国際性を育てていることです。
現在、青少年たちの中で大変苦しんでいる人が多くなってきました。21世紀へのビジョンを持っている藤沢16団は、藤沢市内の青少年の苦しみに対して何か出来るのではないかと願っています。
皆さん50周年まで頑張りましょう。
カトリック・スカウト・キャンポリー参加報告
カブ隊副長 藤沢1区 岡田芳明
去る7月30日から8月3日まで山梨県道志村の道志の森キャンプ場において、第7回全国カトリック・スカウトキャンポリー(合同野営大会)が開かれ、スカウト担当司教に就任された梅村司教をはじめ、北海道から神戸まで、さらに韓国から、ボーイ、ガール合わせて約千名、40団のスカウトが集結した。当教会付属のボーイスカウト藤沢16団からは指導司祭テハン神父と、平岡団委員長以下、ビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、ローバー隊スカウト、各隊リーダー、父母総勢30名が参加した。
会場の道志の森キャンプ場は緑と渓流に恵まれ、プログラムにも五感教育研究所スタッフによる自然観察教室や星空観察会、登山教室等があり、今回のテーマ「自然を通して神を知ろう」にふさわしい環境が整っていた。
その中で当団ベンチャー隊越川康二郎君(鵠沼1)は開会宣言を行い、また合同ミサにおいてキリスト教章を梅村司教から授与されるという栄誉に浴し、当団の面目躍如たるものがあった。
今回、ビーバー、カブ(小5まで)は舎営、ボーイ以上は野営に分かれ、それぞれの能力にふさわしい活動を行なった。ビーバー、カブは自然観察の他、プール遊び、肝試し、ハイキング、工作、麻布・豊島教会スカウトとの交流と盛り沢山のプログラムを楽しく過ごした。ボーイ以上は自らのテント設営、食事づくりを手際よくこなした他、キャンプファイヤーの出し物や司教様にお褒めの言葉を頂いたピザづくり等、他団にはないユニークな取り組みを行った。
我々リーダー達も日常生活と離れて大自然に触れ、また青少年と行動を共にして彼らの成長ぶりを目の当たりにして、新たな感動を頂くことができた。
スカウトの活動では、大自然を活動の場・道具として、生命の尊重、宇宙の神秘、自然との調和、人間の相互理解、創造主への畏敬の念を体得させるプログラムを、成長過程に応じて楽しくチャレンジできるよう用意している。
教会の皆様には度々スカウトバザーへのご協力を賜り、厚く感謝申し上げますとともに、皆様のお子さん、お孫さん(幼稚園年長以上)が真の信仰者・よき社会人となるようお手伝いできますことを我々リーダーは心から願っております。
9月12日(日)11時からセンターホールにてスカウト説明会を行いますので、より多くの方のご出席をお待ちしております。
7月24日デイキャンプの感想
2年 谷川智慧
きょうは、いろんなことをしました。川であそんだり、ペットボトルで、めいろみたいにしてあそびました。すごくたのしい一日でよかったです。
3年 橋づめゆうこ
たのしかったかわあそびはじめてくさむらでおべんとうにしたかったすごくたのしかった
3年 梅沢なつみ
7月24日(土)泉の森に行きました。あつかったけど、楽しかったです。みず遊びもしました。みず遊びは、つめ たくて、気もちよかったです。「ローラーすべりだい」も、やりました。おしりがついちゃって、ちょっといたかったです。でも楽しかったです。「今日」は、とても楽しかったです。
3年 日野水春か
とてもあつい日に、川に入れてきもちよくて、それに、山が見えて、くうきもとてもきれいでうれしいです。川で、魚を1ぴきみつけました。さいしょは、水がとてもきれいだったのに、わたしたちが入ったから、水の中にあったすなが、出てきて、にごって、さい後、水から出る時、さいしょ見えていた、石が見えませんでした。とても楽しい半日でした。
4年 西本彩香
泉の森のできごと
小川で転んでおしりがぬれてしまいました。はじめて実物のカワセミを見ました。いまではめずらしいそうです。
ローラーすべりだい。早かった。おしりの方がくすぐったかった。
5年 山本直子
今日は、グループのメンバーが全員知らない人だったので、不安だったけれど、友達みたいになれたのでよかったです。水遊びをしたりして、楽しかった。カワセミが、見れてよかった。
5、6年サブリーダー 梅田幸子
教会学校のデイキャンプで、大和の泉の森公園に行って来ました。たて割りのグループ構成で、各グループに二人ずつリーダーがついて行きました。電車の行き帰り、昼食はグループ行動だったので、新しいお友達もでき、よかったと思います。
昼食後、水遊びは、とても水が冷たくてて、スイカを冷やして食べたらきっと美味しいだろうなと思いました。
ザリガニや魚を捕ろうと一生懸命だった男の子達も、魚取りのむずかしさを強く感じたようでした。
帰る頃、カワセミを目の前で見ました。緑やだいだい色の美しい身体や、ちょっと長いくちばしが印象的でした。
ロザリオの日本的な唱え方
湘南台 笠島真佐恵
先日、横浜高島屋のセントポールコーナーへロザリオを買いに行きました。病人へのお見舞いでしたから、希望の色といわれる緑のものが欲しく、藤沢教会の売店にはなかったからです。
そのとき、セントポールコーナーで勧めて下さった「ロザリオ・日本的な唱え方」という小冊子を買って来ました。門脇佳吉神父様のお書きにった26頁の薄い冊子です。始めにロザリオの祈りの霊的な力について次にロザリオの新しい日本的な唱え方について、そして母を慕う心をもって呼吸と共に祈ろう、というものでした。そして具体的な祈りの方法が書いてあります。
門脇神父様の祈り方そのままを祈ることが出来る方もいらっしゃるでしょうが、その通りではどうも、と思われる方もいらっしゃると思います。ただ、私が気づきましたことは、伝統的な「めでたし」を祈ることにしばられなくてもよいのだということでした。
たまたま、そのころ我が家の孫、5年生の男の子の母親が入院し、「お母さんのためにロザリオ一連しようね」と孫と寝る前にロザリオを始めたのです。最初は「めでたし」でしたが、孫は全く機械的に早口で唱えるのです。それで、次に口語の祈りでしてみました。 口語の天使祝詞をご存知ないかたもいらっしゃるかと思いますので、カトリック中央協議会の「日々の祈り」からご紹介致します。
恵みあふれる聖マリア、主はあなたとともにおられます。主はあなたを選び、祝福し、あなたの子イエスも祝福されました。
神の母聖マリア、罪深い私たちのために、今も、死を迎える時も祈って下さい。
これなら言葉は易しいし、分かりやすいのではないかと思いましたが、腕白な孫にとっては、やはり長すぎるように思いました。
それで、思い切って主の祈りと栄唱は文語で、マリア様への祈りをロザリオの珠一つについて「天のお母様、わたしたちのためにお祈り下さい」と先唱し、それを繰り返させて、一連してみました。 僅か2分弱です。今のところこのくらい短いと集中して祈れるようです。もちろん、日によっては、それすら出来ないことがあるのですが。
神様を意識する所からひどく離れているように思われる現代日本の社会の中で成長する子供に、なんとかして神様の大きな力、それにたいする畏敬の念を持たせ、苦難がやって来たときに目を上にあげ、神からの助けを求める心を根付かせてやりたいと思って、こんなことをしております。神様から託された幼い魂をどのように育てていったら良いか、試行錯誤の毎日です。皆様のご意見、ご忠告をいただけたらと願っております。
なぜ?教区典礼委員会なのか(その4)
北1 岡村 正
皆さんもご存知のように、ミサ聖祭は大きく二つの部分から成っています。
前半が回心と赦しからはじまる「ことばの典礼」であり、後半は奉納からはじまり、奉献と交わりの儀を含む「感謝の典礼」です。 交わりの儀は、主の祈りからはじまります。
さて前半は、「感謝の典礼」即ち今ここに「わたしたちと共にある神」との交わりに不可欠な道のりです。それは、引き合わされて今ここにはじまっているみわざ、わたしたちのなかにある命の創造に触れて、今までのわたしたちに欠けていた対応に気付き、それをはじめるのに必要なみことばを聴くと言うことです。
そして、今ここに引き合わされたことの中にみわざを感じるのでなければ、わたしたちに回心と赦しはなく、「わたしたちと共にある神」のみことばを聴くこともありません。今ここにあるみわざ、いのちの創造のみわざが、神のみことばです。即ち、わたしたちの弱い足りない、欠けているところに居て妨げからわたしたちを解き放とうとして苦しんで居られるイエス・キリストこそ、それです。 十字架にかかられたキリストのわたしたちへの呼びかけです。
わたしたちに先行してはじまっているそのみわざに一つになって生きるのが、神に「賛美と感謝をささげること」であり、「わたしたちと共にある神」との交わりなのです。それで、「感謝の典礼」 と言います。
それはわたしたちの思いや考えを超える「聖霊の交わり」によらないで、自分一人の思いや考えで、また分かっていて出来ることではないのです。
通りかかって無理に十字架を担がせられたシモンというキレネ人の話は永遠に、わたしたちにそのことを示しています。
十字架にかかられたキリストに一つになって今ここにあるいのちの創造のみわざを生きることが、わたしたちの唱える「主の平和」 であり、共に「主の平和」のなかに行きましょうと呼びかけ合うのです。「主の平和」はまた、「わたしたちと共にある神」との交わりで、神の赦しに与かること即ち「救い」なのです。「いつどこでも主・キリストによって賛美と感謝をささげることは、まことにとうといたいせつな勤め」なのです。
そして、わたしたちのなかで十字架にかかられたキリストに一つになって、わたしたちに先行してはじまっているその復活にも与かります。「主の死を思い、復活をたたえよう、主が来られるまで」。「キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で」全能の神、父であるあなたを目指してわたしたちは生きるのです。
わたしたちのいのちの創造である「十字架にかかられたキリスト」に結ばれた共同体、わたしたちの誕生。「教会」の出現、それが、聖体拝領 Comunion の意味なのです。
これは、キリストのからだです。あなたは、これになりますか、と司祭は示し、はい、なります、と信徒は応えます。こうしてわたしたちにいのちの創造のみわざ「主の平和」がはじまります。「わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています」。コリント1-1:23
キジト神父さまからかさねてのお礼状
辻堂1区 浮田久子
先日キジト神父さまの叙階20周年をお祝いして私どものお届けした1449の祈りの花束と、菅沼ふよ様のお手による美しい意匠のイースターエッグ(あんな美しい卵はどなたもみたことがないそうです)余程お嬉しかったものとみえ、イースターエッグを大切そうに持つ子供たちのスナップ写真に添えて、かさねてご丁寧なお礼状をいただきました。2千年の大聖年を迎えるにあたり、これらのすばらしい贈り物がホイマ教区と藤沢小教区の友愛の印として幾久しく記憶されるであろうと、また神父さまご自身の使徒職を今後とも支える力であることが記されておりました。こんなにもよろこんでいただけて、本当に本当に有り難く、私どもも神さまに感謝いたします。
地球は今・・・
環境委員 平野和子
環境問題が世間で取り上げられるようになって久しく、新聞、雑誌、テレビなどのマスコミでも毎日のように話題を提供しています。 巷では「地球にやさしい」「環境にやさしい」と銘打った商品が氾濫しています。
でも私たちは本当に正しい現状を知っているのでしょうか。正しい情報を得ているのでしょうか。環境委員会では、まず現状を知ることから始め、知った上で出来ることから実行していきたいと、ビデオ会「地球は今・・・」を開催いたしました。
このビデオは、昨年5月に行われた講演会を収録したもので、講師の高木義之氏は「美しい地球を子どもたちに」を合言葉に、地球環境についての情報を伝え、提言活動をするネットワーク「地球村」の代表です。
7月25日の教会センターホール、30日の湘南台センター両日で、約70名の方がビデオ会に参加してくださいました。当日お願いしたアンケートにも半数以上の方が、ご協力くださいました。
アンケートの回答の主なものを、記したいと思います。アンケートでは、
1.実行している環境によいこと。
2.これから始めたいこと。
3.ビデオを見ての感想、その他自由に。
の3項目についてお訊ねいたしました。
1.2.について。
3.について。
圧倒的に多かった回答は、もっと多くの人がこのビデオを見るとよいとのことでした。そこで、9月19日(日)9時半ミサ後にもう一度ビデオ会を開催することにいたしました。まだご覧になっていない方、もう一度ご覧になりたい方、ご近所の方、お友達をお誘いになって是非参加してください。そして、このビデオの内容をご家庭、ご近所、職場での話題にしてください。
また小さいグループでのビデオ会の計画も歓迎いたします。
3(金)初金ミサ・例会
4(土)福祉部講演会午前10時
6(月)13・20・27 エルダーズ10時
10(金)敬老会・ミサ 午前11時
11(土)湘南台センター 5周年ミサ
18(土)ケア・セミナー 午前10時
19(日)ビデオ会「地球は今・・・」9時30分ミサ後
23(木)秋分の日ミサ 午前10時
25(土)壮年部黙想会 午前10時・福祉部例会 午前10時
26(日)バーガー神父様送別ミサ
29(水)敬老コンサート 午後2時
▼バーガー神父様有り難うございました。
▼新主任司祭はテハン神父様です。