教会委員会報告

T.運営委員会報告(11月15日(木))

運営委員会では次の項目について検討したが、地区委員会と重複するので内容は省略します。

U.地区委員会報告(11月17日(土))

 本日の委員会には総務部長、福祉部長、典礼部長もオブザーブ参加をした。 

1.静思のひととき

心身をリラックスさせるエクササイズの後、詩編(98・4〜6、7b、8b)について、しばし黙想した。

2.バザーの報告

バザーコミッティー(新村福祉部長)から結果の中間報告がなされた。12月1日にバザーコミッティーが開催され、最終結果が出る。バザー収益は販売によるものが約202万円、賛助金が1,494,000円であった。この内、300万円をカンボジアのための基金とし、約50万円を教会に寄付したい。福祉団体の出店は20件で、その内新規出店が7件であった。基金は藤沢ツールサップパートナーシップファウンデーションと命名し、組織化して市民団体として理事会を構成して管理していくことを検討している。

以上の説明に対し、基金の管理に関して検討し、管理する組織と教会との関係を明確にする必要があるということで、バザーコミッティーの検討結果を踏まえて、再度審議することになった。 

3.シャワールームの結論とその方策。

 事前に配布された資料により、ホームレス関連・シャワールーム設置検討第2回全体集会におけるアンケート結果について報告を受け、出席者がそれぞれ設置に対する意見を述べた。更にアンケート用紙に書かれた多くの意見を見ながら討議を重ねた。その結果、委員会としては設置に向けて進むことを決議した。それを踏まえ、主任司祭より「これまでの議論で賛成や反対の方々の意見をよく聞いたが、その上で決断すると司教団の「いのちへのまなざし」や大阪教区の「新生の明日を求めて」にいわれている社会へのかかわりの部分であり、リスクのあるところを選ぶことは信仰により神に任せて信頼するときであり、第一歩だけ進めることに賛成する」という意見があった。

具体的な設置場所や資金、管理・運営方法等を検討するための検討チームを発足させることにした。チームメンバーは公募するが、反対意見をお持ちの方の意見もなるべく反映させたいので、是非巾広い方々に参加してもらいたい。

(尚、教会委員会としての経緯の報告とアンケート集約結果については聖堂入り口においてありますのでご覧下さい)

4.耐震診断の結果

 聖堂の設計図に基づくシミュレーションによる耐震診断を行った結果、耐震性は十分あり、震度6の地震には十分耐えることが分かった。センターホールがある信徒会館は新しい設計なので問題ない。司祭館は壁が多いので問題ない。旧い三階がある部分は設計図が無いので簡単には検討できなかったが、鉄筋コンクリートで強固に作られているので心配要らないと考えられるが、もう少しつめが必要である。

5.教会のメンテナンスプロジェクト方向付け

 耐震診断結果が出たので、教会のメンテナンスの長期計画を考えるプロジェクトを発足させたい。メンバーは公募するが、総務部を中心に耐震診断プロジェクトの人達にも参加してもらいたい。 

6.来期の活動計画集計に向けてのお願い

  財務部から予実算の説明があり、1月から10月までの実績では祭儀献金、臨時献金(バザー)、月定献金等の減少と維持管理費等の増加により、赤字であり、最終的には約800万円の赤字を予想している。来年の予算は教区に11月27日までに提出する関係でそれなりに作成したが、実際の運用予算はこれから各活動部やブロックの活動計画を立ててもらい、予算も提出してもらったものをベースとする。

7.行事関係

  来年度の予定で、堅信式は3月17日か10日で教区に申し込んでいたが四旬節中は行わないことになっているということで、教区と調整して4月7日になった。従って、4月7日に予定している信徒総会は日取りを変更しなければならない。 

8.その他

   財務部からの報告で、来年3月末で預金保険制度が変わり、ペイオフが行われ1000万円以上は保証されなくなりますので、これにつきましては資料を取り寄せ、すでに対応をまとめてあります。



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七五三のお祝い

いしだ めぐむ(5歳)
きょう七五三で、みんなにお祝いしてもらいうれしかったです。
きれいなあおいおめだいをもらってうれしかったです。

ひらの あんな(7歳)
きょうかいで七五三のおいわいのかいがありました。お名まえをよばれて、わたしとおとうとはまえにでて、きれいなおめだいと、ちとせあめをしんぷさまからいただきました。すこしきんちょうしました。せんそうでくるしんでいる子どもたちにもおいしいあめをわけてあげたいなとおもいました。

いで さゆり(7歳)
おかあさんが7さいのとききた、おなじきものを、わたしもきることができて、うれしかったです。



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「葬儀を考える会」報告
辻堂2区 佐々木 美奈子

 死者の月を迎えました。18日のミサ後に、葬儀を考える集いを開催いたしました。今年は「良い死は、良い生き方から・・・」をテーマに選びました。テハン神父様は、主の祈りで始められました。

何故11月が死者の月なのか、を説明してくださいました。教会の典礼暦は待降節から、始まります。初代教会より、終末を死に向かう時と考えその時期に合わせて、11月を死者の月としたとのことでした。この月に、死者の事を思い出したり、悔い改めや、死への準備に当てると良いといわれました。また、心からの喜びや悲しみを分かち合える魂の友人の大切さを強調されました。死に向かう人と過ごす時間は、誰にとっても恐れや不安がありますが、その人と過ごす時間は後の人生のための宝物になる・・・と言われました。 葬儀は本人や家族のために大切なものであると、結ばれました。続いて、福井さんの司会で1年間の活動が報告されました。

その後「死」を参加者の問題として考えていただく為に、エクササイズをしていただきました。4色のカードの中から、お好きなカードをご自由に引いていただき、4つのグループに分かれました。4色は夫々に「あなたの残された時間は、1日、1ヵ月、半年、1年です・・・」

と言われて、皆さんはカードを手にため息をつきました。しばらくフォーレのレクイエムを聴いて心静かに考えてから、分かち合いをしました。45分近く真剣にまた和やかに分かち合いが続けられました。この会をきっかけに、元気な中に、私達夫々が良き死を迎えるために、良い生き方をする事が出来たら良いと思います。これからも、ご一緒に葬儀のあり方などを考えていきたいと思います。

「臨終から葬儀まで」のパンフレットを用いて、各地区で分かち合いをした結果、これまでに様々な質問が出され、皆さまがお知りなりたいことが、多伎にわたっていることを感じました。これからも葬儀に関連したご質問に出来るだけお答えしていきたいと思っています。

 そこで、皆さまからのご質問を募集したいと思います。葬儀に関すること、お墓や追悼式などのこと、信者でない方から訪ねられたことなど、何でもで聖堂入口の「葬儀に関する質問箱」にお寄せください。今後、「八角形にゅーす」の紙上でお答えしていきたいと思います。



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キジト神父様をお援けする会より
辻堂1区 浮田 久子

 ひさしぶりで、キジト神父様から、お便りと写真が送られてまいりました。

 先日、お送りした25万円が今回は、特別に役立っているとのこと。それはアメリカへのテロ攻撃の影響で、薬品を含めて必要な品物の値段が高騰しているからです。必需品の多くが手に入らない有り様です。ですから、ご寄金は大変な援けになっております。

 いとこの皆様、本当にありがとう。

 ここ2週間、教区長のデオグラチアス司教が、わが教区と難民キャンプを訪問されました。難民の流入がひき続くこの難しい状況の中で、よく仕事が出来ると感心されました。私は、それは私たちのいとこ達の援助のおかげだと度々申し上げました。

 あなた方の孫ジャステイン達のグループも、おかげで食を得、学校へも通えるのです。この混乱の中での大きな、大きな支え本当にありがとうございます。

 祈りのうちに

   10月26日

            キジト神父



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藤沢ブロック黙想会に参加して
藤沢1区 松井 薫

 去る11月22日(木)、鎌倉イエズズ会黙想の家にて、藤沢ブロック主催の黙想会が行われました。イバニエス神父様のご指導の下「待降節」についてのお話を朝10時よりお昼食を挟んで午後3時頃まで伺い、その後駆けつけてくださった、テハン神父様、シスター・浜崎と共に、分かち合いでのティータイムとなりました。イバニエス神父様は、新約聖書を開きながら12月に入りクリスマスを迎える迄の週を、いかに自分自身の心の準備を整えながらイエス様のご誕生をお待ちするのかを、祖国スペインにいらっしゃるお母様の無邪気さの中にある深い信仰のご様子を交えながら、ユーモアと共に親しみ深く闊達に私たちに語りかけてくださいました。

 分かち合いの会では、テハン神父様もご自分のお母様を、『優しい母でした』とおっしゃった短いお言葉に、心が揺さぶられた気が致しました。29名のご参加による、初冬の一日、温かくゆったりと心を解放させていただけた大切な日となりました。黙想の家よりご用意くださったご馳走のお昼食を沈黙という緊張と共にいただいた経験も面白く、私の初めての黙想会は本当に楽しい一日でした。神様に感謝いたします。



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静修の日
藤沢2区 平野 和子

 今年は、2月に司教団メッセージ「いのちへのまなざし」が発行され、藤沢教会でもいろいろなグループで、この本の読書会や分かち合いが行われ、「いのち」を考え、見つめ直した一年でした。

 11月25日は、今年の典礼暦最後の祝日「王であるキリスト」の祝日に当たり、小春日和のこの日、「いのち」をテーマに長崎教区司祭、サンスルピス大神学院教授の牧山弘美神父様指導で、待降節を前に恒例の「静修の集い」が行われました。

 当日のスケジュールは、9時30分のミサ後、第1講話、黙想、昼食、第2講話、質疑応答、黙想、共同回心式、個別のゆるしの秘跡、最後にお茶を頂きながらの分かち合いのひとときでした。神父様は、分かりやすい簡潔な語り口で、時にユーモアも交え、時に信仰の厳しさをお話して下さいました。簡単に私の印象に残った内容を記したいと思います。

 信仰には、大木のようなびくともしない信仰と、柳のような信仰と2つの形があるが、嵐が来て大木故に倒れてしまう信仰より、柳のようにしなやかで柔軟な信仰を持ちたい。 キリスト教は、イエスを通しての啓示宗教であり、イエスが生涯を通して教えて下さったように、キリスト者のいのちは、他者のために自分を与え尽くすこと「アガペの愛」である。いのちは2つのいのちが与え合って生まれる。

 結婚生活は、自分こそは相手のためにあると捧げる約束をすることである。こどもへの信仰教育は、親の生き方を通して愛を生きることを教えることである。

 何かを与える時、相手が与えられたことによって分かち合うことが出来る形で与えることが大切である。自分を切り裂くことは苦しいが、それを乗り越えるのがキリスト者である。一人でするのはむずかしいこともあるが、共同体として自分たちのためでなく分け与える。

 現在、日本の信者は約40万人であるが、教会がそれを維持しようと守りに入っていると、福音は伝わらない。停滞してしまう。 

 待降節に入り、不況と言われながらも街にはイルミネーションが輝き、クリスマス商戦が繰り広げられていますが、私たちキリスト者として、洗礼の秘跡を思い起こし、キリストの価値観でキリストに従って生きる決心を日々新たにしなければと実感いたしました。



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